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「背番号18」は私の誇り

私のスポーツ観戦歴を辿ると、必ずついて回る数字が存在します。

「18」

今現在は野球、バレーボールをメインで観戦し、たまに競馬、バスケなどを観ている身ですが、メインで観ている野球とバレーボールに「背番号18」を背負う選手がそれぞれいらっしゃるのです。
今回はその選手たちについて語りたいと思います。

その1:岡大海選手

「岡大海(おか ひろみ)選手」

現在はNPBの千葉ロッテマリーンズに所属のプロ野球選手で、ポジションは外野手(内野手と兼任することあり)です。

この名前を見た野球ファンは「え、今の背番号って25では?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、実は北海道日本ハムファイターズに在籍していた頃に背番号18を背負ったことがございます。
当時は「野球では、投手が背負うことの多かった背番号18を野手が背負う」ということで少しばかり話題になったことがありました。
背負った期間は2017年から2018年の途中(千葉ロッテマリーンズへのトレードがあった為)と短い間でしたが、私の中では印象に残っています。

なんだかんだ似合っていたとは思います
ちなみに、上の写真とこちらは岡選手の地元・岡山県はマスカットスタジアムでのオープン戦での様子です

ファイターズ時代の岡選手が特に活躍したのはまだ背番号31だった2016年、そう、ファイターズが日本一になった年です。
この年は大怪我で開幕こそ絶望的になりましたが、回復後はその悔しさを晴らすかのように破竹の大活躍。リーグ優勝や日本一にも貢献して、ついたあだ名は「勝利の男神」…ではあるものの、シーズン中も怪我での離脱があったりと決して安定している訳でもありませんでした。そんな不完全なところもファンに愛されていたところかなぁと勝手に分析しています。

偶然にも私は怪我からの復帰初戦となった2016年6月1日の鎌ヶ谷での2軍戦を現地で観てしまい(当時本当に大号泣してしまいました…)、そこでヒーローにもなり岡選手の虜になってしまったのです。
(※元々岡選手は2015年から応援し始めてはおりましたが、完全に本腰を入れるようになったのが2016年でした)
そんなシーズンの翌年に背番号変更。しかも野手で18番です。当時は「どういうことだ!?」となりました。が、しっかりユニフォームを作ってしまうあたり私ってちょろいオタクだなぁと思いましたね。

今現在は千葉ロッテの主力選手のひとりとして活躍しており、今季も期待がかかるところです。
以前と比べても怪我の頻度も減っており、しっかりと身体作りをされているのだなぁと嬉しく感じることもあります。

現在は千葉ロッテで伸び伸びとプレーしていてホッとしています

その2:近藤俊太郎選手(現在は引退)

「近藤俊太郎(こんどう しゅんたろう)さん」

プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ(当時の加盟リーグ。現在は日本海リーグに加盟)の石川ミリオンスターズに所属していました。ポジションは投手です。
2018年に入団、2021年に現役を引退。その期間ずっと背番号18を背負っておりました。
引退後2年間は同球団のスタッフをやりつつモデル・俳優などの芸能活動を行っておりましたが、2023年末付で球団スタッフを退職されました。

誰よりも「プロ野球選手」であり続けたと思います

入団した年はNPBのドラフト候補と言われる程のエースピッチャーであり、その年のホーム開幕戦の先発も任されるほどの実力でした。
私自身、ハマった経緯がその開幕戦でした。ピッチングフォームを見ての一目惚れではありましたが(その前に公式サイトにあった新人選手の挨拶動画を見て気になってはおりました)、マウンドに入るたびの一礼など細かい所作も美しく「人」としての素晴らしさも感じるようになり惹かれていきました。

怪我や不調、さらにはイップスも経験し、4年間の現役生活の半分くらいは苦しい時期の方が多かったように感じます。それでもファンの前では苦しいところを見せず、笑顔を絶やさなかったところにプロとしての根性を感じました。
現役最終年、最後の登板も現地で見届けました。
NPBへは行けませんでしたが、最後の最後まで「石川ミリオンスターズのエース」として投げ続けたその姿は決して忘れることはありません。

そして、今現在は地元・石川県を中心に芸能活動をされており、昨年はなんと生歌を披露。歌手の才能まで見せつけておりました。
(※「孝藤俊太郎(たかふじ しゅんたろう)」名義で活動されることもございます)
今年は何かしらで見れる機会があれば良いなと思いつつ、ひっそりと応援したいと思います。

最後の登板を見れて本当に良かったと思います
今のシュッとしたお姿を見ていると、元プロ野球選手なんだよね…?って言ってしまうかもしれない…

余談ですが、現在YouTubeもやっており、日常風景をVlog形式で載せておられます。
お時間のあるときにでもチャンネル登録しご覧いただけると嬉しいです!

その3:伊庭笙弘選手

「伊庭笙弘(いば しょうぐ)選手」

Vリーグ・北海道イエロースターズ(昨季まで「サフィルヴァ北海道」という名前でした)所属のバレーボール選手、ポジションはリベロです。
背番号は2021-22シーズンの内定選手(卒業予定の選手がシーズン途中で入団し、次のシーズンも同じチームに在籍できる)時代が21番でしたが、次のシーズンからは背番号18を背負うことになりました。
ちなみに18番にした理由は苗字が「伊庭(いば)」なので語呂合わせでそうなったらしい…。

シャツネームが下の名前なので、背中だけで「伊庭笙弘」が語れるというわけです

こちらもハマったキッカケというのが完全なる一目惚れで、そもそもリベロというポジションが好きで他のポジションより注目しがちだったというのもありますが、初めてその姿を見て「応援したい!」と野生の勘が働きました。
実際に内定選手時代から起用され、仮にも当時まだ学生という立場でありながら、必死にボールを追い、チームの勝利に貢献したいという真面目で真っ直ぐな姿勢を見ていますと「あの勘は間違っていなかったな」と思いましたね。

その姿勢は今現在も変わりなく続いています。チームメイトをリスペクトする姿勢、不屈の闘志、声を出しチームを鼓舞し士気をあげる姿…。
現在24歳でありながら達観している様子や良い意味で年相応ではない視点を持っていて、見習わなきゃと思う部分も多々あり…。とにかく尊敬せざるを得ない選手なのです。
私はスポーツはてんで駄目な人間ですから、プレーに関しては人並みの感想しか言えませんが、とにかく「人」はこれからも見ていきたいと思っております。

内定選手時代と比べても身体つきはかなり変わりました。努力が形となっている証だなと改めて感じます。
これからも伊庭選手の成長を可能な限り見届けたいなと思っております。

「守りの要」として、チームを引っ張る
これからも楽しくバレーボールを続けられますように…

「背番号18」への想い

私にとってこの3人は「誇り」です。

現地で応援しているときはずっとドキドキワクワクしますし、プレーで泣いたり笑ったり…そして何より、個人的な応援エピソードが全体的に濃いのも共通点。これ以上語ると長くなりますし今回は割愛しますが、とにかく応援していて楽しいなと思えるのです。
私は感情が重たくなりがちなので、すぐいろいろな想いを吐露してしまいますが、そもそもここまでの想いにさせてくれる選手の存在自体が貴重だったりします。だから3人の存在には本当に感謝しているのです。

私含めファンをワクワクさせてくれたり、いろんな感情を引き出してくれるプレーの数々を魅せてくれたり、そんな選手たちの背番号がたまたま「18」だったに過ぎないだけではありますが、でもそんな偶然が3人も出てくるとさすがに偶然で片付けられなくなってきたかな…と考えています。
おそらくこれからもスポーツ観戦の際に気になる選手が現れると思いますが、その選手がもし背番号18だったり、18という数字に縁のある方であれば、またまた運命を感じてしまうかもしれませんね。

3人のユニフォーム
並べ方があまりにもガサツなのは許してください…

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