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年末に親族14人集まった話

2021年12月30日、親族14人が集まって温泉旅行に行った。
少しずつコロナも増えている中だったけど、おじさんの「もうこんなに人が集まることはうちの家族では無いかもしれないし、集まっとけ。」という言葉に思い切って参加を決意。

参加者は以下。
・父、母(昨年離婚し別居中)
・姉、義兄、姪、甥
・弟1、弟2
・父方従兄弟 従兄弟母、父
・母方叔父
・私、彼氏
計14名の御一行様

私は彼氏の実家が旅行先に近かったこともあり、彼氏と合流し観光。夕方から一行に合流した。本当は一行と合流してもよかったけれど、彼氏が少しかわいそうになってやめた。
書き方は悪いけど、彼はまだ家族なわけじゃない。そんな他人をこんな知らない人だらけのめんどくさいところに放り込むのは流石に気が引けた。結婚したら話は別だけど。

夕方ホテル着。泊まったホテルは昔私たち家族が毎年夏休みに来ていた思い入れのある場所。
5部屋取ってその一角は完全にやりたい放題。姪、甥は人が多くてテンション爆上がり。5部屋を行ったり来たり走り回る。
夕食を食べて、一つの部屋に集まり飲み会、誕生日や節目節目のお祝い事が重なってプレゼントを渡したり、お年玉を渡したり…。後は飲み会してお開き。叔父さんは就職する弟1と、就職予定だった弟2に総額数十万円する時計を購入。ざわついた。
かくいう私も、姉の誕生日、義兄の誕生日、そして新築祝いにホットクックを購入。電車でせっせと運んだ甲斐があった。

彼氏はやや置いてきぼり感あったけど、私は勝手に超楽しんだ。
別居して寂しそうなお父さんが久しぶりに楽しそうに笑ったこと、お母さんと普通に話せていたこと、弟たちが周囲に気配りができるようになっていたこと、姪、甥が大きくなっていたこと、従兄弟がちゃんとJKになっていたこと、叔母と叔父が元気そうであったこと、母方叔父が相変わらず考えがぶっ飛んでいたこと。
久しぶりにみんなに会えて嬉しかった。

ホテルでの移動途中弟2(高3、就活失敗しフリーター予定)が「この雰囲気マジきついんだけど…」と私にボソッと言った。キツそうな笑い方してるなあ、とは思ってたけどちゃんと話もしてたし、楽しんでる感はあった。でもきつかったんだろう。
私(4人兄弟次女)と弟2(4人兄弟末っ子)はなんとなく似てい流と思う。性格も容姿も遺伝した病気も。
私は10代の頃、親族が集まるこのような場がめちゃくちゃ嫌いだった。
なんか気を遣わなきゃいけいないし、楽しくも無い話を聞いて、「最近はどうなの?」「彼氏とはどんな感じなの?」なんていうどうでもいい話を聞かれて、それに答えてというやりとりがそりゃもう嫌で。弟2の気持ちは良くわかった。「ああ、こいつもそんな時期に突入したんだな」って。
しかし私は最近になって、「こういう集まり、頻繁には無理だけどまたしたいなあ」と思えるようになった。
多分それは私が歳をとって、思春期じゃなくなったからだと思う。
こんな機会じゃないといろんな家族の顔を見ることはできない。若い子は嫌かもしれないけどこんな時に近状を知って、元気でやっているのか確認したくなった。こんな集まりに来るなんて偉いなあなんて思うようにまでなった。

だから彼もきっと思春期を抜けた先、私と同じようなことを考えるのかもしれないな、と思って「そういう時期だよ」と言っておいた。

そうは言ってもやって年に一回レベルかなあ〜。出費もえぐいし。
旅費、プレゼント代、お年玉諸々含め総額20万弱。
しばらくはいいかなあ笑


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