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ノルウェー語習得メモ:WEEK26〜30

自分のノルウェー語スキルについて、どう進歩しているのか観察したい理由があるので、日々どんな感覚を持っているかを記録することにしています。自分が立ち止まっているわけではなく、少しずつ歩みを進めていることを認識するためのメモでもあります。

* 読み手を意識した書き方はしていないメモですが、言語学習やノルウェー語習得について興味がある方にとって、もし何か参考になる点があれば幸いです。

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● UKE 26:2/8〜
スペイン人・ドイツ人・日本人・ノルウェー人の日常会話に混ざって、久しぶりにノルウェー語メインの環境を経験。自分が思ったよりずっと理解できるようになっていてびっくり。また質問への返答や相槌など、反応できる範囲が広がったのを感じた。
数ヶ月前まで、fot(足)・agurk(きゅうり)・potetgull(ポテトチップス)の3つの発音がどうしても真似できなくて苦戦していたのが、不思議と言えるようになっている気がする。会話文の中ではうまく言えない気もするが、単語単体では発音やアクセントがどんなかを忘れることはなくなった。ちなみに他に私にとって発音が難しかったものとして、heldig(幸運な、ラッキーな)・sludd(みぞれ)がある。

● UKE 27:2/15〜
かつて日本でハーフの子どもたちのベビーシッターをしていたときに、両親の母語両方を話せる子が「〇〇(弟)はまだ日本語をしゃべれないけど、わかってるから日本語で話しかけて大丈夫だよ!」と私に教えてくれたことがあったのを、思い出した。私もまさに今その状態。聞いてだいたい理解できるけど、話すとなるとなかなか出て来なかったりたくさん間違えたりする。そう考えると、聞いて理解する力と、理解していることを表現する力は必ずしも一致・相関しないのだと気づいた。
単語が頭に入るスピードが上がっているので、ここぞとばかりにDuplingoの続きを進める。今までの積み重ねがちょうど生きてきたのを感じる。Duolingoの学習記録の単語数を確認すると、これまでにすでに2690単語を学んでいることになっていることを知って結構びっくり。

● UKE 28:2/22〜
複合語の切れ目が前より素早くわかるようになったので、スーパーの表示や看板など日常の中で目に入る文字が自然と読めるようになった。Interningposer→Interning-poserとか、flekkfjernersvamp→flekk-fjerner-s-vampとか。複合語を分割した単語の意味を知らないと意味がわからないことも多いけど。文脈から意味を想像できる範囲が広がった。

● UKE 29:3/1〜
感情を感じるほうに身体がシフトしていると思考はほとんど働かない。英語も出てこないし、ノルウェー語もまったく入ってこない、という発見。身体の具合が悪いとか、ボーッとしてしまうときに、無理して言語を学ぼうとしても結果的に期待するほど身に付かないかも(と思って実際何も勉強していない)。身体の調子によって学習意欲だけでなく実際の学習率も下がるのは、特別支援学校の生徒とか、もっと顕著なんだろうと思った。

● UKE 30:3/8〜
ノルウェー語で自己紹介をする機会があった。事前に日本語→ノルウェー語に訳したものを練習して臨んだが、前よりも文の切れ目やアクセント、抑揚のつけ方のイメージがつくようになったため、記憶したことを伝える・読み上げる感覚ではなく、自分が話している感覚に近づけた。ノルウェー語が自分の言葉として使えるようになってきたのを感じた。

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