#あその読書感想文
📚庭の桜、隣の犬／角田光代さん

東長崎駅にある、こころの本屋のみちこ古書コーナーから連れて帰った1冊📚

読んでみて・・・
ズブズブに浸った！読み始めには、私のイメージの中で【一般的夫婦 代表】な2人だなぁと思っていた。

だけど、その2人の間に”何か”が確かにある。それは無償の愛でも夫婦の絆でもない、何か。
お話が進むに連れてその”何か”が確実に違和感に変わっていく感じがものすごかった……
常にモヤモヤを抱えながら、読み進むというよりも読み落ちている(?)みたいな感覚になった🫠
その”何か”が良いものか否かは、人によって感じ方が違う気もする🤔
その”何か”があるからこそ連れ添うのか、お別れする結果になるのか。

例えばそこに、分かりやすく浮気”があったとしたら、修羅場や逆襲があって、「離婚すればいいのに！！」とぷんぷんしながら読めるんだけど、そんな単純なお話じゃなかった、この物語は💭笑　　

飲み終えて1日経った今も、感想を言語化できないまま。
だけどこの私の感想を、栗田有起さんの解説が言語化してくれていた😀

解説(栗田有起さん)

一部抜粋→「彼らが現在手にしているのは、過去に夢見たことを努力のすえに実現させたものというよりも、ポイントがたまった結果自動的についてきた景品のように見える。」
(分かりやすい…と感動してページの角っちょ折りました📖)

“理想の夫婦”の夢を見ていない夫婦の物語、とても面白かったです。

こころの本屋さん📚

ちなみに『みちこ古書』は、こころの本屋店主の石川理恵さんのお母様が読んだ本のコーナー。

みちこさんにお会いしたことはないのだけど、理恵さんからほっこりエピソードを伺ったので同じ本を読んだという共通点をゲットしてなんだか嬉しい気持ちです🎀

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こころの本屋さん、また行きたい！！
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ここまで読んでいただいて、本の良さ伝わりましたでしょうか…？📚最後までご覧いただき、ありがとうございました！

あそ