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転職活動終了につき。備忘録01-転職サービスは便利だったが、エージェントの言葉を鵜呑みにしてはいけない-

前回(00回)では自分のことや転職に至った経緯をつらつらと書きましたが、おそらくこれを読む方が知りたいのは、私のことではなく、具体的な転職活動の内容だと思いますので、今回からは私が転職活動で経験したことや感じたことを書いていこうと思います

前回を読んでいない方用に簡単に説明しますが、このnoteはデザイナー・コーダー職で転職を考えていた正社員経験無しのアラサーが、正社員で就職するまでの転職記録です。

人の数だけ転職活動のやり方はあると思いますが、参考の一つとして息抜きがてら読んでいただけると幸いです。

今回は転職サービスやエージェントについて書いていきます。


転職サービスとエージェントは使うべき。職務経歴書と履歴書の作成をお任せできたのは助かった。

転職サービスに登録して一番助かったのは、職務経歴書や履歴書の作成を任せられたことです。

自分だとどうやって作っていいかわからなかったですし、仮に作れたとしても作成したものに対して自信が持てなかったと思うので、ここを任せられたのは個人的にとても助かりました。

作成の仕方は、事前に転職サイトに入力した内容と合わせて、直接のヒアリングを経て作成してもらえます。

転職のプロが作ってくれた職務経歴書と履歴書は、クオリティが高く、いい感じにまとめられていてさすがだなと思いました。

このクオリティのものを質問に答えるだけで作ってもらえたのはかなり楽でした。

エージェントの言うことは正しいが、100%鵜呑みにしてはいけない。応募数はよく考えるべき。

結論から言えば、ギー◯リー経由で受けた会社に就職を決めましたが、
だからといってギー◯リーのエージェントさんがとても良かったかと言うと話は別です。

むしろリ◯ルートの担当エージェントさんの方がサポートが良かったので、エージェントさんのインセンティブのためにもリ◯ルート経由で決めてあげたかったです。リ◯ルートのエージェントさん、ありがとう。

以下で登録して実際に稼働していた転職サービスについて、それぞれの感想をまとめました。

ビ◯リーチ、ギー○クリー、リ○ルートを使った感想。

ビ◯リーチ:スキル、経歴をうまく見せられる方ならスカウトばんばん来る

エージェント、企業、どちらからも連絡が来ます。
とりあえず登録しておいて損は無かったです。

スキルや経歴など、きちんとアピールした書き方ができていれば私のような正社員経験0な人間でも、企業からのスカウトがいくつか来たので、新卒から正社員として務めてきた方や、そうでなくても今までの経験・経歴をプロフィールにしっかり反映させた書き方ができていれば企業スカウトはバンバン来るのではないかと思います。

企業スカウトが来たところなら面接に行ける割合は1番高いと思います。

ただ、やり取りは個人でやらなきゃいけないので、日程調整や後々の条件交渉等を自分でやらなければいけません。

企業スカウト以上に多いのが転職エージェント個人からのヘッドハントのメッセージです。

というか、メッセージの大半は転職エージェントからのヘッドハントメッセージです。

ただ、そのおかげで事前にエージェントのなんとなくの雰囲気を感じ取れて、サポートをお願いするエージェントをこっちで選べるのは良かったと思います。

直接転職サイトに登録してた場合だとエージェントはランダムに割り当てられるので、自分と相性が悪いエージェントに当たる可能性もあります。

その場合は変更をお願いすればいいだけなのですが、気まずく思う方もいると思うので。。。

でもこの場合は遠慮なくチェンジして良いです。転職活動は人生の中でも大きな決断です!納得いくことを優先すべき!

ギー○リー:IT系かつ関東圏で探してるなら○。エージェントの言葉に惑わされないように。

玉木宏さんが宣伝してる会社。
IT系専門の転職サイトなので、この分野での転職に決めているなら使っても良いと思います。

ただ、エージェントの言葉を鵜呑みにしてはいけません

エージェントと面談した際に

「書類通過率は5~15%なので、気になった企業にはどんどん応募しましょう!」

と言われ、初の就職活動で全く知識のなかった私はこの言葉を鵜呑みにしてしまい、その後地獄を見る羽目になりました

エントリーする企業数には注意が必要です。

たしかに上記の言葉は嘘ではなく、実際私の書類通過率は10%程度でした。

ただ、正社員経験もなく、同年代のデザイナー1本でやってきた同級生達と比べて、スキルにも若干の不安を抱えていた私は「私程度では最低値の5%通ったらいい方だよな」と自己評価を低く見積もりました。

しかし蓋を開けてみると、書類通過率は10%程度となり、書類が通過し出すと他の転職サイトと加えてかなりの量の面接を抱えることとなってしまいました

しかも書類通過から面接までの期間は一週間程度が目安とされているので、面接日時の決定を急かされるのですが、応募先企業の採用担当者も会社員です。
なので、基本的にはその会社様の就業時間内(10時〜17時くらいが多い印象)で面接時間を設定されますが、自身が就業中だとスケジュールを確保するのも大変です。

私は幸いにも現状がアルバイトでしたし、平日に休みを設定していたこともあってなんとかこなしていましたが、現状正社員の方は有休等を使用して面接を受けることになるのでかなり大変だと思います。

そして空いている日に面接を組んでいくと1日中面接状態(最高1日で3社面接)にならざるを得ず、体力・精神共にきつい状態が1ヶ月以上続くこととなりました

上記のような私の失敗から、エージェントの言葉は鵜呑みにせず、応募数は慎重に!とお伝えしたいです。

と注意点やネガティブな面を先にお伝えしましたが、もちろん良かった点もあり、アプリの使いやすさや見やすさはさすがIT転職専門サービスの会社だなと思いました。

また、複数の面接が控えていた場合、空いている日時を入力するだけでエージェント側で被らないように良い感じに面接スケジュールを調整してくれるのでダブルブッキングの心配が無く助かりました

リク○ートエージェント:求人情報が幅広く量も豊富。エージェントのサポートも細やか。

転職サイトだと最大手だと思われます。

幅広い職種の情報を持っているので、とりあえずここに登録しておけば大体の求人情報は拾えると思いました。

気になった点は、ギー○リーと違って面接日時の調整を自分で考えていかないといけない点です。

上記の点については同じリ○ルート内の面接がすでにあれば、システム上でアラートは出してもらえるのでそこまで大きなデメリットにはなりませんでしたが。

他にも、求人情報のおすすめの出し方が、自分の検索内容や開いた求人情報を参考にシステムが判断しておすすめを送ってくるので(アマゾンの「こちらもおすすめ」的なシステム)、うっかり興味のない求人を開いてしまったり、なんとなく気になった程度で開いた求人におすすめ覧の結果が引っ張られてしまうところが気になりました。

あとギー○クリーと比べるとアプリデザインが若干ダサいのと使いづらさ(日程調整になるとアプリ上ではできず、ブラウザが開かれる点など)を感じました。

良かった点は、企業ごとの面接の対応策がメールに記載されていたり、担当のエージェントさんがこまめに連絡をくれたので、転職活動が初めての自分にとっては、疑問点が質問しやすかったり、面接でアピールする点はずれていないか、等の確認ができたのは面接の際に自信になりました。

どの転職サービスを使うか以上に、エージェントとの相性が大切

ここまでを読んでもらうとリ○ルートの方をおすすめしているように読めてしまうかもしれません。

今回の転職活動を経た結果としては、確かにリ○ルートの方が個人的にはおすすめです。

ただ、自分の周囲で転職サービスを使った方から話を聞いてみると、リ○ルートの評価が低い方がおり、理由を聞くと担当のエージェントと相性が悪かったようで、積極的に利用する気になれなかったそうです。

その方の担当エージェントは熱意に溢れていたようなのですが、その方の転職活動に対してのスピード感とエージェントとの足並みが揃っておらず、マイペースに転職活動を進めたいその方にとっては「連絡が多過ぎてうざい。急かされてるみたいで嫌だ。」と感じたとのことでした。

この話を聞いて、私はたまたまリ○ルートのエージェントが自分にとって当たりだっただけなんだなーと思ったので、転職サービスが持つ求人の数や質の高さももちろん重要ですが、自分にとって当たりのエージェントに出会えるかは同じかそれ以上に重要だと思いました。

まとめ

  • 転職サービスは使うべき。でも転職サービスに使われない。

  • エージェントの言うことは参考程度に止め、自分で思考する。

  • リ○ルート+目指したい業界に特化した転職サービスに登録すると求人情報を網羅しやすく、応募したい企業が見つかりやすい

  • どの転職サービスを使うか以上に担当エージェントとの相性が大切

今回は転職サイトやエージェントについて、実際に利用してみた感想を書きました。

どなたかの参考になりましたら私のやらかしも救われます。

次回は転職活動早々に起こした面接でのやらかしと、その上で痛感した「言語化」の大切さについて書こうと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

次回に続く

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