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☆おっさん骨肉腫(肺転移)闘病記 〜その21〜

さて、右肺の転移は3分の1切除することによって一応の区切りをつけました。ですがそれでひと段落したのも束の間、今度は左肺にも転移疑いが見つかりました。

今回見つかった転移疑いは、前回とは違って肺の外側の方に出来たものだったので、そこの部分だけを切るか、またはラジオ波というもので患部に針を刺して焼くか、という選択肢でしたが、既に全体に周ってしまってるであろうがん細胞をたたく、ということと、とにかく少しでも小さくした方が有利、という目的で抗がん剤も行いました。

私は初めに抗がん剤をした時から、比較的効きは良かったのですが、一般的には効きにくいと言われる今回のような転移巣(そのため前回の転移の際はしなかった)にも、効いて少し小さくなりました。

この闘病を通じて、私はつくづく抗がん剤と相性が良かったんだなと思います。全く同じ病気、同じ量・種類の抗がん剤でもほとんど効かない方もいらっしゃるのです。しんどいのはもちろんしんどいですが、この経験があったから今の自分があると、それだけは疑いなく言えます。

そして小さくなってももちろんそれで終わりではなく、次はラジオ波を予定していました。

ラジオ波治療はがんができた場所とがん種によって保険が効くものもありますが、私の場合残念ながら保険は効きませんでした。高額になりますがもはや他に選択肢はありません、そう思い入院したのですが、手術予定の当日手術室でCTを撮った際先生が声をかけてきました。「大きさは変わっていないか、少し小さくなっている。どうしますか?様子を見るのも選択肢の1つ。」と言われ、私はしばらく様子を見る方を選びました。もう既にその時麻酔薬は効き始めており、帰りはぐでんぐでんでしたが。😁 この時の出来事は既に手術台の上での事です。まさにすべりこみセーフ、といった出来事でした。

この時もしできていたものが悪いものに間違いないのなら、私は初めて抑えることに成功しました。この肺の白い影はその後、少し小さくなった後今でも影が残っていますが、特に動きなく経過しています。

そしてその後何もなければ良かったのですが、次は1番最近の出来事、腰部の再発にうつります。この病気は私に何を訴えかけているのでしょうか?度重なる試練ですが、きっと私に気づくべき何かがある、それは確信しています!

さて、おススメピックアップ〜その6〜です!冒頭の写真にも載せておりますこの人形、ペルーの男性2人兄弟のバンド“TAKISUN”のお兄ちゃんの方が手作りで作ったものです。先日イオンに行った際エレベーターに乗った時から「コンドルは飛んでいく」が聞こえており、初めはBGMかなと思っておりましたが、降りたらすぐの所で2人が演奏されていました。メインボーカルは弟さんの方で力強いうた声をされています。そしていろんな民族楽器やギターを次々と入れ替えながら歌っていました。ダンスしながら歌う2人はとてもカッコ良く、これが音楽だよな〜、なんて思いました。YouTubeで見れますので、是非1度見てみて下さい!「ランバダ」おススメです!

Concentration Myself!


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