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2024/4/22~4/26の米国株投資の振り返り

*基本無料です。末尾の個別銘柄ポジションの項目のみペイウォールあり。

2024/4/22~4/26の振り返り

先週まで地政学的リスクや利下げ期待後退を背景に調整が続いていましたが、今週のS&P500の騰落率は+2.74%、NASDAQの騰落率は+3.88%と両指数ともに力強く反発しました。

4月22日(月):S&P500 +0.87%, NASDAQ +1.11%と反発。ビックテックの決算待ちの状況の中、ポジティブなスタート。調整局面からの反発の1日目となり、フォロースルー・デーの定義ではこの日がDay1となりました。

4月23日(火):テスラの新型モデルの発売前倒し発表が好感され、時間外取引で株価が上昇。S&P500 +1.20%, NASDAQ +1.59%と前日に続き堅調に推移。

4月24日(水):債利回りの上昇が目立ち、市場はまちまち。S&P500 +0.02%, NASDAQ +0.10%となり、フォロースルー・デーのラリーは継続。引け後のメタ#METAの決算発表では売上高ガイダンスがコンセンサスを下回り、時間外取引で大幅に下落。

4月25日(木):メタ#METAの決算ミスが市場に不安を与えたこと、第1四半期GDPの伸びが鈍化したことなどから、売りが広がる。指数はS&P500 -0.46%, NASDAQ -0.64%と下落するも4月22日の下値を切ることはなく、ラリーは継続。

4月26日(金):この日発表された3月PCE価格指数はインフレの持続を示したものの、前日の引け後に発表されたアルファベット#GOOGとマイクロソフト#MSFTの決算を受けて市場は上昇。S&P500 +1.02%, NASDAQ +2.03%。
出来高の増加が条件を満たさず、フォロースルー・デーの判定は来週に持ち越し。

まとめ

この週は、ビックテック決算の市場への影響が鮮明となり、業績相場をけん引しました。
アルファベット#GOOGとマイクロソフト#MSFTの好決算はもちろんですが、メタ#METAの決算においても設備投資が減速していないことはAI・半導体について今後も強気でよいことを示唆しています。

GDPの成長鈍化とPCE指数の発表は利下げの期待を後退させましたが、上で述べたように現在は業績相場であり、利下げ期待に振り回されず株式市場は上昇していくと考えます。

この記事の今回のGDPの解釈が勉強になりました。雇用も引き続き強く、スタグフレーションを心配する状況ではないと私も思います。

引き続きソフトランディングがメインシナリオと想定します。

運用成績

評価額 106,355,465円
前週比 +9,114,052円(+9.4%)
年初来 +11,648,710円(+12.3%)

ポートフォリオ
米国株 100% (VTI 40%,個別株60%)
*これとは別にVOOの信用買いポジションを追加

NISA枠のVTI連動投資信託: 1,614,003円/ 損益: +73,525円(+4.8%)
(月額30万円積み立て)

先週の急落では今年に入って最大規模のやられになっていましたが、今週の反発により一転して、今年最大級の上昇となりました。(笑)

基本は年初からの銘柄のホールド継続していますが、調整時に指数ETF(VOO)の信用買いポジションを増加しており、これで株価の変動をトレードする方針です。

今後の方針

プットコールレシオなどの指標からも底打ちタイミングは近いと先週想定していましたが、今週から米国株式市場は反発しています。

このきっかけはビックテックの好決算で、来週以降も個別企業の決算が市場を牽引していくのではないかと考えています。

上昇局面への転換ポイントであるフォロースルー・デーが来週実現するかに注目していきたいです。

私は年初に立てたポジションはほぼ動かさずにホールドしており、引き続き決算の確認をしていきます。
大きな方向性に確信があったため、先週の調整で信用取引で指数ETFをかなりの額で買い付けており、今週も買い増しました。

投資方針は以下としています。(変わりなし)
米国株へのフルインベストメント
・個別株60%程度(引き続き決算クリアしたものをホールド)

米国株市場指数の信用買い
・避難銘柄への投資(利益伸ばし中)

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

今後も皆様のお役に立つような記事を書けるように頑張りますので、スキ・コメント・フォローなど頂けますと励みになります。

フォロースルー・デーを提唱したオニール流の投資手法はこれで勉強できます。読みやすいです。

決算シーズンに入っていますが、個別株の決算を手掛かりにした投資手法はこの本で学びました。

*実際の投資判断については自己責任でお願いします。


現在のETF・個別銘柄・信用買いのポジション・損益状況

*個別銘柄ポジションの取得価格・株数を追加して見やすくしています。
*決算を受けてのポジション変更や今後の見通しなども記載しています。
*信用買いポジションも提示しています。
*次回の週報までに追加情報があった場合には有料部分を随時アップデートします。

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