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プラネタリーアワー

アメブロに掲載していた記事(2020年7月13日付)に修正を加えて再掲しています。



プラネタリーアワーとは

前回はプラネタリーデイという星の時間について書きました。

一日をもっと細分化して、ひとつずつの時間の区切りに、7つの惑星を割り当てていく方法があります。

これをプラネタリーアワーといいます。

計算方法

①日の出日の入り時間を調べる
私が住んでいるところの7月6日(月)は、日の出が4:56・日の入りが19:19でした。
※「日の出日の入り ○○市」で検索できます。

ここから日照時間(太陽が出ている時間)を計算します。
4:56~19:19までは→14時間23分なので、863分。
これを12で割ります。=71分
※この日のひとつの惑星時間は71分ということになります。

②この日は月曜でしたので、惑星は月から割り当てます。
日の出時間からの最初の71分(4:56~6:07)を月の時間とします。

③次の71分(6:08~7:19)には月の次に当たる土星を割り当てて土星時間とします。

④曜日の割り当ては動きの遅い順なので、
土星→木星→火星→太陽→金星→水星→月→戻って土星・・・となります。
よって、次の71分(7:20~8:31)は木星時間となります。
これを順に日の入りまで計算し、割り当てます。

プラネタリーアワーを意識して行動する

惑星時間の象徴する事柄はプラネタリーデイと同様です。

日曜日・太陽
自分自身に意識を向ける日。日光を浴びる。父親と関わる。 

月曜日・月
ボディメンテナンスの日。調整の日。母親と関わる。

火曜日・火星
エネルギー発散の日。集中的に取り組む。外交的。

水曜日・水星
コミュニケーションの日。お勉強がはかどる。お出かけ。商談向き。

木曜日・木星
拡大・発展の日。専門的分野に関わる。やり過ぎ注意。

金曜日・金星
楽しみの日。レジャーやお買い物にツキあり。

土曜日・土星
コツコツ頑張る日。習い事など。土いじり。年配者や師匠と関わる。

プラネタリーディの象徴(一例)

月曜日の月曜時間にセルフメンテナンスをすれば、星のエネルギーを最も効果的に使ったことになります。

この例だと、日の出からの最初の71分と13:19~14:30の2回、月時間のチャンスがあります。
占星術の始まりの法則を考えると、日の出の惑星時間(早い方の時間)に合わせた方がより効果的といえます。

朝日を浴びながらボディケアとか出来れば最高ですね。想像するだけでも一週間頑張れそうな気がします。

拡散したいニュースは、木曜日の木星時間(=拡大・発展)を意識するとよいかもしれません。

占星学は自然とともに生きる教え

お日柄選びの技法は他にもたくさんあります。
家を建てるとか、会社を興すとかの大きな事柄でなければ、この方法で十分だと思います。

星の動きを読むことは、太古の昔からの知恵を生かすことに繫がります。

星を学ぶこと、活かすことは、便利な現代に暮らす私たちが忘れてしまっている、大切な何かを思い起こさせてくれるきっかけにもなるのです。


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