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光る君へ 大河ドラマ 平安文学


荘子の筆者をはじめるまひろ、胡蝶の夢が筆写されるのが大写しに、その後、現実?と呟く。

自分は蝶が見ている夢では?という有名な一説をフィーチャー。補足説明はない。これも含めて変体仮名を復習しておかないとドラマのネタがわからない。

平安の散らしがきはインデントは下揃え、改行は音や意味ではないようす、でわかりにくく以前挫折したが、歴史を学ぶには古文書の解読は修行らしい。

蝶のネタを小ネタに使った有名なのは川端康成の雪国。2頭の蝶が飛び交うが、今回のドラマでも同じ世界。雪国を読むと源氏物語パート3みたいな感じがして微妙である。妻子をほっておいて温泉で駒子と触れ合う物語だもの。不適切にもほどがある、という物語だから。不適切だからドラマ性がある。確かに。

一条天皇のころに、枕草子、源氏物語ができたのというのは確かにすごいことである。ちょっと前の兼家の頃の蜻蛉日記、与謝野晶子が訳してる。与謝野晶子って小林真理子のポジション?

病人の運ばれる悲田院、道長が作ろうとしている病院施設、和辻哲郎「日本精神史」を読んでいたら出てきてびっくり。

平安文学は日本国家のイデーだから。

ずっと昔買った源氏物語のアーサーウェイリーの英訳、読むなら今しかないか?1000ページ以上ある。この本知ってるせいである会に呼ばれたことがあり、威力に驚きました。

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