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〝こんなとき〟の占星術って本当に無力だけれど。

年が明けて早6日。これが今年初投稿です。年明けから大きな地震に事故に、大変なことがおきてしまいましたが、みなさんお変わりないでしょうか…?

昨年の終わりに、別のSNSでこんなことを書いていました。

来年も星回りは変わらず激しいですが、そういう時代の中でも、自分らしく、しなやかに、ときにしたたかに?生きていきたいなぁと思います。

現実が混迷している中、占星術ができることはほんの僅かです。でもその僅かなものに背中を押されたり、目が覚めたりすることもあるわけで、2024年も変わらずマイペースになりますが、誰かの何かのヒントになれたらいいなと思っています。

しかし、いざ事が起きてみると、やはりこういうときに占星術ができることは殆どないことを思い知らされますね。

その時の星回りを見て一喜一憂したり、月に合わせて願ったりするよりも、今この時の生命が最優先になる訳ですから、「占い」は本当に無力なんですよね、残念ながら。

ただし私個人の考えとして、もちろん、被害に遭われた方に想いを傾け、できうる物理的な支援(募金や応援のための経済活動など)をした上でですが、『そのときのチャートが私たちに何を伝えたかったのか?』は知っておく必要があると思っています。

そのメッセージを受け取り、道標にするのは、これから先も生きていく私たちの役割なんだろうな、とも。

13年前の震災のときも、そして今回も、私は東京にいて、直接の被害は受けていません。

当時は「大変な人がいるのに自分は普通にご飯を食べて、買い物をしてて良いんだろうか?」と罪悪感を抱いていたこともありました。

でもその後、占星術を学んで思ったのは、私たちは大きな時の流れの中の一瞬を切り取って、生まれてきた存在なんだということ。

そこに「こういう性格」「こういう運命」と意味づけていますが、けっきょくは【大河の一滴】な存在なんですよね。

そして、そんな私たちが今も生きているということは、未だに大河の一滴として存在し続けていることになります。

刻一刻と変わる大きな時の流れに翻弄されながら、姿かたちを変えていき、今この瞬間も時代を構成する要素のひとつなんですよね。

であるならば。私たちは「今の時の流れ」の意図を受け取り、そのためにどう生きたらいいかを考えることが、一番大切な役割であるはず。

それには今日もご飯を食べて元気でなければいけませんね。心を休めることも必要です。

もちろん、物理的にできることをするためには、しっかり情報収集をして、必要な人や場所に、必要なモノが、適切なタイミングで届くように配慮する必要はありますが、基本的には自分らしく生きることが一番だと思います。

(これについては元自衛隊員 やす子さんの言葉がわかりやすいです)


月並みな言葉ですが、それぞれができることをして、自分らしく過ごすことが、きっと社会貢献…いや、時代貢献になるはずです。


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