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TANABATA2057の先進性
1996年、ある1本のプラネタリウム番組が制作された。
「TANABATA2057」
http://ja.wikipedia.org/wiki/TANABATA2057
当時人気の河相我聞、菅野美穂を主演に起用した話題作。
……実は俺はこの作品を見てはいない。
近年の音響等を駆使した、エンターテイメント性も高いプラネタリウム作品の先駆け……ではあったのだが、当時その方向性は否定
世界の科学者よ、今こそ立ち上がれ
※このテキストはこないだ学会利用のお客様(科学者)にアドリブで解説したネタを焼直したものです。
あくまで科学者を弄るその場のネタです。
現在、さまざまな社会問題が取り沙汰されるなか、新しい科学技術は「倫理観」「哲学」によって否定されることが増えてきている。
これは大いに問題であり、今こそ全世界の科学者が立ち上がって、科学の進歩に見あった新たな「倫理観」「哲学」を発信してゆくべきなのである。
確
FUSION投影感想 その8 FUSION番組
番組に入って、解説は大平貴之氏本人。この番組の構成はとにかくFUSIONのプロモだし、本人が出てくる方が、もっと語りの上手いナレーターにやられるより素晴らしい。
で、見せる星空は北斗七星~しし座が東の空に見えており、並んで北斗七星。この構図は、北半球中緯度帯→赤道直下南半球→北半球高緯度帯と投影場所が移り変わっても構図というか時間は動かず。FUSIONの別投影される星と星座のミックスが問題となり
FUSION投影感想 その7 FUSION番組開始Part2
しし座γのアルギエバは2等星、ではあるんだが、ししの大鎌の中で、FUSIONで見るほど輝星として目立っている気がしないんだけれどなあ。
北斗七星の2等星は1等台後半の明るい星、3等星は3等台中盤。1,6等の差がある。しし座のアルギエバと、大鎌の2番めに明るい星の差は1等級以下となるため、FUSIONで同様に表示されると、「しし座のほうはそんなに差がないよね」と感じるということか。
このへんは、
FUSION投影感想 その6 FUSION番組開始Part1
というわけでFUSION投影の自動番組。番組はFUSIONというシステムのプロモ番組だと思って見れば、相当面白い試みであることが分かる。見たい星空、という意味で言えば物足りなくもある。
まず、番組開始とともに見えてきたのが、北斗七星~しし座辺りの星空。この辺りが一番、FUSIONの効果がわかりやすい星空かも知れんな。
まずは北斗七星に注目。北斗七星は真ん中の1つの星が3等星、あとが2等星。つま
FUSION投影感想 その5 さそり座!?
いるか座の次は、はくちょう座から天の川を降りていくと星占いの星座が、と。そういえば天文関係の入門書には、天の川の中心部は「いて座」にある、って言うよね。
で、いて座の話か、それともその後下半身が天の川を通っているさそり座の話、なんだけれど、はくちょう座が飛んでいって行き着く星占いの星座は、と言われたら、その順番的にまずいて座の話しかありえない。国語的にありえない。
なのに当然のさそり座。少し
FUSION投影感想 その4 いるか座!?
で、神話の話なんかどっちでもいいんだけれど(とはいえ間違った事を言ったり話がとっちらかったらまたツッコミ入れるんだけれど)、夏の大三角の後に紹介したのが「いるか座」だった。こういう4等星の集まりを過大評価しがちなのがプラネタリアンwww
いるか座の形を、いきなり「数字の9の形をしている星の並びを見つけてみましょう」とか言い出す。本当に9の字に見えるかどうか、審議対象。 まあ、俺がその辺否定的だ
FUSION投影感想 その3 ノーマル投影・金星
金星の別投影というのは面白い。金星の次に明るい木星が金星の至近距離にいるタイミングで見たので、木星は円盤状、金星は点光源のため非常に明るく感じさせる。木星は普通に投影して暗く感じさせるため、逆にやりすぎという印象まで。
とりあえず、金星は非常にリアリティを感じた。木星が逆にリアリティからハズレているんだろう。FUSION投影の意義、点像に見える別投影の意義というやつを、金星=木星間で先に感じてしま
FUSION投影感想 その2 FUSION投影開始
メガスター3では肉眼で見れる星以上の星を映し出している。導入として川崎市周辺の星空を写す時、光害表現が微妙な灯りだけで、ちょうど6等星まで見えるようにしているのはなにか考えがあってのものなのだろうか。ホンモノならせいぜい見えて3等星だろうに。そのあたり、ホンモノへのこだわりを見せる俺空は考え難い。
なんだったら、FUSION部分だけを見せるような思い切ったプランだって検討していい。本当に2等星く
FUSION投影見学感想 その1 投影開始前
FUSION投影の方はちょっっと問題じゃないかな、アレでは。
まず、前フリに、客層を確認したのはアレはアレでアリなんだが、確認しておいて、想定と違ったはずなのに予定通りの投影をしたことが第1に気に食わない。
後に「のんびりしてほしかった」などと供述しており云々かんぬん、ということと、今回彼女が問いかけて事前に確認した客層は相容れないモノであり、思い込みで初期設定をした後のアドリブは効かないもの
映像番組「銀河鉄道の夜」感想
ふーん、そういえば宮沢賢治没後60年経ったんだっけ。
と、番組名を見ながら思った。そういえば、後輩の1人が、宮沢賢治がらみの名前のプラネタリウム番組制作会社に入ったはずだったな、と。
その会社で、後輩はようやく3Dがどうだ、とかそういうCGについての勉強をはじめた、と過去に話をしていたんだよね。
……まあ、俺がこういう感想を書くテンションで、その会社の作品をこき下ろした事が発端の喧嘩腰だった
プラネタリウムは明るすぎる
プラネタリウムでの解説が、ホンモノの星空の下では通用しない。
この差異を埋めるためには、まずプラネタリウムとリアルの違いを知ることが大切である。
最初に、素人目でもわかりやすい違いとして、そのドームの狭さについて語ってきたが、続いてプラネタリウムの機能面に話は移る。
プラネタリウムとリアルとの差異で、プラネタリウムは1等星→6等星の明るさの差異が少ない、と書いてきたが、実は、投影されている全