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ポテト先生、天文ニュースを語る

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記事一覧

第173回 名所探訪 御池山クレーター

三遠南信自動車道三筈トンネルを越えて国道152号へ
村の茶屋のところでトイレ休憩を

下栗の里に向けての山道、下栗を越えて10キロちょっと先にクレーターが待っている
山道を登り始めて1-2キロくらいで名水「一本木の命水」
下栗の里を越えて登っていく。
クレーターに入ると山肌の地層が目に見えて変わるので、クレーターに入る前から山肌に注目しよう

クレーターに入るあたりには案内看板が
ここから1キロ、

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第169回 3月29日ポンズ・ブルックス彗星撮影

友人と合流して近所で適当に撮影
道端に三脚を立てて

田舎なんで特に迷惑にもならない場所で
有名撮影ポイントが駐車場閉鎖する中で

星野写真で場所を捉えて→ズームレンズで
1枚目は35ミリくらい→望遠レンズに差し替えて55ミリ→250ミリ

【星空TV第77回】ケレスとヒアデス星団の接近 観測第2夜



インスタ使って正方形にトリミングしてみたw

11月3日(昨夜)と今日の写真を見比べて

それぞれ、アルデバラン+ケレスに○してみた

普通の一眼レフカメラで余裕で撮れるし、まだあと2週間はチャンス!

【星空TV第76回】ケレスがヒアデス星団を通過

3日夜あたり、ケレスがアルデバランに最接近

これから2週間ほどかけて星団のなかをケレスが移動

とりあえずヒアデス星団周辺を撮影しておけ

明日以降、同じ感じで撮影すれば移動してるのがケレス!!

Nikon D5300、キットレンズできっと撮れる!!

【星空TV #62】都会のほうが好条件?地上の乱流から逃れろ!

都会のほうが星がよく見える、という話について本気出して考えてみた

どうせ望遠鏡で見るのは月木星土星火星

この4天体を見るのに、都会の方がよく見える可能性はある

都会のほうが見つけやすい、という話のほうが嘘

都会のほうが見つけやすい嘘

月木星、観測好機の時の火星は十分明るく
「あのあたりで一番明るい星」
土星も1等級の明るさがあり、田舎だから見つけづらい、ということはない

月や明るい惑星

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2021年10月の星空

10月の星空

月のこよみ
6日 新月
13日 上弦
20日 満月
29日 下弦

10月16日 国際お月見ナイト
10月18日 十三夜

日の出入り(甲府)
1日 日の出 5:40 日の入 17:30
31日 日の出 6:06 日の入 16:52

主な天文現象

21日 オリオン座流星群極大
25日 水星西方最大離角
30日 金星東方最大離角

「世界中で同じ星を見て」

国際お月見ナイト、は

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【星空TV #57】名所探訪・美星天文台(岡山県井原市)

美星天文台から下流にあたる福山市出身の知り合いが3人ほど
その全員が「美星天文台ってのがあって」と自慢してきやがるww

ということで、福山に戻った後輩を訪ねた所、おすすめスポットとして美星天文台に連れて行ってくれたw
地元ヤンキーによる「美星天文台」案内をお聞きください。

【星空TV #56】2021年 主な天文現象

1月3日 しぶんぎ座流星群極大

月明かり明るく……
極大時刻の輻射点高度も低く来年こそ期待

5月26日 皆既月食

夕方、日没前後から欠け始める皆既月食。
皆既持続時間が20分前後と短いが、ターコイズフリンジを狙いやすそうだし、サクっと観測していきたい。
時期的には梅雨入り前で晴れてくれれば……

6月10日 金環日食(北米~グリーンランド)

この時期までにコロナが落ち着くなら……
カナダ~

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星空TV #54「しぶんぎ座流星群を見よう」

2021年のしぶんぎ座流星群ピークは1月4日0時前後

下弦前の月が南の空に高く条件はよくないが

ピークが短いことで知られる流星群

観望というレベルであれば明け方まで粘る必要はなく

ピーク時の輻射点は北東の低空

逆側への長経路が狙い目

12月13/14日 ふたご座流星群極大解説

ピーク時期は短め(24時間程度)

今年は13日の晩が好条件

月明かりも全くなく

適当に見ていても1時間あたり50個程度

日暮れ~22時前後までは長経路狙いで夏の大三角形あたりがおすすめ

ふたご座が高く登る真夜中はオリオン座から冬の大三角あたりを

もちろん、どこを向いても流れ星の流れる確率はさして変わらない

ただ、何人かで見る場合、同じ方向を向いたほうが「同じ流れ星」の思い出を共有でき

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【星空TV #48】「はやぶさ2」大気圏再突入コースに軌道変更完了

到着は12月6日未明

到着12時間ほどまえにカプセル分離

到着11時間ほどまえに、はやぶさ2自体は再度軌道変更してまた別の小惑星を目指す

今後の予定
カプセル分離 5日14時半頃
はやぶさ2軌道修正 5日15時半~
探査機が日陰に 6日2時まえ
カプセル大気圏突入 6日2時半頃
探査機が日陰から出る 6日2時半すぎ
カプセル着地まで30分弱

星空TV 第19回 これまでで最も近いブラックホール発見

1000光年先にブラックホール発見

これまででもっとも近いブラックホール

これまで1番近いものは3000光年先

有名なはくちょう座X-1は6000光年先

新しいブラックホールが近場に見つかり始めるのは想定内

重力波の検出でブラックホール、中性子星などの衝突が観測されるようになった近年

その頻度の高さから、従前の宇宙論よりブラックホールはたくさんあると考えられるように

新しいブラックホ

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星空TV 第17回 5月18日 木星と土星の接近 Part2地動説の発見と望遠鏡

惑星の動きを厳密に説明できるようになったのは地動説あってこそ

天動説だと複雑なメカニズムで無理やり説明するしかなかった

望遠鏡で見ると、天動説システムの矛盾は簡単に見つかる

例えば金星の満ち欠けなど

コペルニクスが地動説を唱えたとされるのが1510年

望遠鏡発見→木星の衛星発見のガリレオ・ガリレイより100年前

とはいえ、望遠鏡に類するものが発見されていなかったとも思い難く

ガリレオ

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映画「ファーストマン」を見てきた

先週の話になるが、映画「ファーストマン」を見てきた。
アポロ11号で月に行く話である。
アポロ11号が月に到達したのは1969年7月20日。
今年50周年を迎える「アポロ11号」の話題の端緒であり、デイミアン・チャゼル監督も「ラ・ラ・ランド」ほか最近話題作を連発している監督ということもあり、映画ファンからも宇宙マニアからも注目スべき作品であるといえそうだ。

まあ、映画ファンではないので「ラ・ラ・

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