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「推せる私」はどんな「私」?

子どもの希望により急遽ピクニックをするために公園に行った日のこと。

未だぶり返す残暑厳しい日差しを遮るため、私達は簡易なポップアップテントを持っていきました。

4歳の長女はこのテントを見るのが初めてではなかったものの、
前回は2年も前だったためか記憶に全く無いようで、
公園の遊具もそっちのけでテントを秘密基地にして楽しんでいました。

帰り際、ポップアップテントを畳もうとする夫。
丸くて平たい袋から出すとほぼ自動的に所定の形になってくれるテントですが、畳むのはちょっと難しそう。
苦戦している夫に、ポップアップテントに書かれていた公式サイトの畳み方動画を見せながらあーだこーだ言っていましたが、なかなか畳めず。

私も「ちょっとやってみていい?」
と動画の説明を思い出しながらやってみると、
クルン!
と、よくわからないままにテントを元の形に収めることに成功。
「できた!」
と、湧き上がる達成感とは裏腹に控えめに喜ぶ私。

この時気づいたのは、
「意外とこういうことができる私」って、
私の中で結構好きな私だということ。

頭の回転も知識も体力も人付き合いの上手さも私より上な夫に勝てた感じがするのが嬉しいというのもあるかもしれません。

数か月前にも似たようなことがありました。
4歳児がガチャガチャで引き当てたマジックスネークの小さいやつを、元の球状に戻すのに夫が苦戦していて、
私がやってみると数十秒でできた時。

高らかにガッツポーズをする私に、
「ママは世界一だね!!」と娘が満面の笑みで言ってくれたのは嬉しかったなあ。
今でもこの時の言葉を思い出すと、なんだか心がポカポカ温まってきます。

「意外とこういうことができる私」のベクトルでいくと、
「意外とキャンプのあれこれ(火起こしとか)ができる私」
「意外とサブ4ランナーな私」
(どちらもこれから目指したい)
などは、きっと好きになれる私なのでしょう。


自分の中の「推せる私」像は、色々なものを見たり聞いたりする中で、
少しずつ変化しています。
個人的には、だいたい半年おきくらいに大きめの変化があります。

ちょっと前までは、HSP的に「気づいた私」を認めて褒める、
を心がけていたけれど、
今はもう少し、前に進みたい欲、かっこよくなりたい、みたいな欲が自分の中にある気がします。
「こうなりたい」という自分の願望には、冷静でいつつも正直でありたいな、と思います。


という、ほぼ内省な日記でした。
自分の中に「推せる」自分を見つけると、嬉しくなりますね。

あなたの「推せる私」はどんな「私」ですか?

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