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言葉で「怒り」が湧いた時こそ変わる時

先輩や同僚、友人などからかけられた言葉に、傷ついたり、自分の思いがうまく伝わらなくてイライラする時ってありますよね。

\\この記事では//
今まででなら、傷ついたり、イライラするような言葉を、受け取り方を変えるだけで、気持ちが楽になる方法をお伝えします


怒りの感情にフォーカスすると悲しみ、寂しさが先にある

自分の思いが伝わらない時
思いがけず責めるような言葉をかけられた時
かけられた言葉に違和感がある時

「え?」と驚いた後に
「何でそんなことを言われないといけないの?」と怒りがわいてきます。

怒りがわく前の感情についてフォーカスしたことはあるでしょうか。

自分の思いが伝わらない…悲しい。
思いがけず責められるような言葉をかけられた…どうしてわかってくれないんだろう。
かけられた言葉に違和感がある…なんだか寂しい

私はあなたの言葉でこんなに悲しい気持ちになったのに、どうしてわかってくれないの?、どうせわかってくれないんだ、寂しい。

このような感情が短時間で自分の中をめぐり、感情を整理できず、「何でそんなことをいわれないといけないの?」と相手への怒りになるのでなはいかと思います。

言葉の受け取り方を変えてみましょう

今回は相手の言葉に悲しみや怒り、傷ついたと感じた時に、短時間で心が軽くなる考え方を3つご紹介します。

①自分を見直す、または変化の時期かもしれない
「相手の話の内容に納得できない」と感じた時に、自分のことをわかってくれない人なんだな、と相手と距離を置くことで自分の心を落ち着かせているのではないでしょうか。

しかし距離を置いてしまうと、今の状況からは何も変わりません。

その言葉を「誰」が言ったかより、「何」を言われたかが重要かもしれないと考え方を変えると、「自分の成長に必要な言葉をこの人が言ってくれた」と思えるようになります。

②言葉を尽くせばわかり合える
自分と相手、どちらも「より良い未来」を目指しているはずなのに、なぜかかみ合わない…。

なぜかみ合わないのでしょうか。

✅懇切丁寧な説明をしていない
→自分の目指している「より良い未来」は言葉にすることで初めて相手に伝わります

✅片方、あるいはお互いの思い込みが強い
→「この人は仕事が遅い」「この人は約束を守らない」「この人はいつもミスをする」など、一度相手に感じたことを、いつまでも同じように思って相手を見ると、目の前にいる相手はあなたの思い込みの中にいる別の人になってしまいます。

✅片方、あるいはお互いに強い口調で話す
→相手に求めていることがあるのに、相手が思い通りに動いてくれない時に、相手がショックを受けたり、自分を責めたりするような言葉を投げかけ、従うようにしているかもしれません。

お互いのことを思い合っているのに、言葉が足りないためにこんなことになってしまいます。

わかって欲しいのなら、相手に伝わるまで言葉を尽くす必要があります。

③これは相手の問題だな…
この出来事がきっかけで、相手の何かに刺さり感情が爆発。こちらに感情的な言葉を投げかけてくることもあります。その時はできるだけ刺激を与えずそっとしておくのもありかな、と思います。


相手から何かを言われた時は、感情的になっているので、まずは自分の感情に向き合います。その後①〜③を状況に当てはめてみましょう。

胸の苦しさ、悲しみ、怒りが少しずつおさまり、自分の納得できる形で自分の中に吸収される感覚があると思います。

怒りが必要な時もある

平穏な毎日を過ごせたらどんなに良いだろう、と思います。しかし平穏ではない日があるからこそ、平穏な日のありがたさがわかるんでしょうね。

平穏ではない日として、今回は誰かに何かを言われてイライラしたことを例にあげました。

言われたことに向き合い、自分の成長のためとはいえ、認めるのが辛い時もあります。

しかし辛いと感じる時間が避けられないのであれば、その時間を少なく、かつ有効に利用してみるのはいかがでしょうか。

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