金継ぎ①
依頼で金継ぎです。最近ちょこちょこ頂くお仕事なのですが、もう使えなさそうなものが再生する過程はとても良い気持ちになります。
まずぱっくり割れたお茶椀をくっつけます。
こりゃきれいに割れてますね〜大きい方は一応マスキングテープでマスクしてから作業します。正直あんまり意味ない。柄物とかはちゃんとやった方がいいですけど。
割れ目に下地漆を染み込ませたあと、麦漆という小麦粉と下地漆を混ぜたものを接着剤としてつけます。
これ透明なガラス板でやってて、下のは透けて見える汚れた机ですね…笑本当だよ!
シャキーン!
これの前のくっつけてすぐはこっち。
マスキングテープを巻いてガチッと固定します。この時ズレて一日置いてしまったとしても、まだ完全には固まってないので、ふんぬっ!と力を入れてズズズッと動かして直す事が可能です。そこが漆の良いところ。乾くのは遅いけど、調整が効くんですね。
今度漆の接着剤からの歴史とか、漆の乾き方も書けるといいですかね。変わってるんですよ!
使用した道具
下地漆
小麦粉
ヘラ
灯油
ガラス板
水
マスキングテープ
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