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改良メダカの背曲がり個体から産出される子個体への遺伝

~過密飼育による後天的環境要因に着目した検証と考察~

2022年6月から開始した背曲がり個体の発生要因に関する検証
2023年9月ついに紙面として公開することができました。

生物博士「杉山遥氏」にご助力いただき、本当に感謝です。
是非ご一読いただけると幸いです。

#未来のためにできること

本検証は、奇形個体とされている「背曲がりメダカ」の検証を通して
背曲がり個体の発生要因を特定できたらと思います。

自然界において、背曲がりなどの奇形個体は食物連鎖により
淘汰されるのが常です。

昨今のメダカブームでメダカ飼育者が増えています。
そのこともあって、ダルマ体型と呼ばれる通常自然界にはいない体型が
人気体型となることも起こっています。

私は「背曲がり」体型の個体が大好きです。
背曲がり個体を通して、メダカ飼育の魅力を伝えられたらと思い
本研究に取り組んでいます。

本検証における裏話

本検証においての関門は2つありました。

1つ目は、冬越し
2つ目は、夏の水温上昇

屋外における過密飼育のため、通常飼育よりも、かなり難しい飼育でした。

冬場は水面に氷が張り、
夏場は水量が少ないため水温上昇が激しかったです。

Youtubeでは、本検証を通して考えた夏場の暑さ対策や
めだか飼育に関することを発信しています。

チャンネル登録など応援いただけると幸いです。

N数としては少ないと思われるかもしれませんが
それを含めて検証結果だと考えます。

この論文は、私の「めだか研究」第一歩です。

今後としては背曲がり個体の遺伝解析やその他要因の検証等
まだまだやることいっぱい。

趣味私人研究なので、気長にマイペースに頑張っていきたいと思います。

本検証は、NPO研究グループ「はるラボ」の協力あっての実績です。
ぜひ応援よろしくお願いします。


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