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私はこうして社会人になりました その2 予兆…

寒い日が続きます。いかがお過ごしでしょうか?

改めまして皆様、こんにちは。

その1からの続きとなります。

※誠に恐れ入りますがこちらもご覧いただければ
 嬉しい限りです。

 この曲には「ある理由が存在します」

 それは順番に追って日を改めてお話します。



すったもんだの末、先生のお陰で私は円満退社となり
すぐ、集配を受け持つ郵便局にアルバイトとして
採用となり、バイクで集配を受け持つようになり、
最初は郵便ポストの郵便物集荷から始まり、
2ヶ月目には書留以外の郵便配達員となり、
私が受け持つ地域は、市内でも閑散とした住宅街。

アルコールチェック、運転免許証等、
点呼確認、バイクのブレーキテストを終え出発する。

最初は、こなせば給与計算される。
そんな程度しか頭の中は無かった。

だか、顔見知りになるうち、
「こんにちは!ご苦労様です。ありがとうございます」

この言葉が徐々に…
忘れていた…

こんな時、言葉に詰まるね…

高校時代に…
生徒会選挙に出馬した頃を今も思い出し…

挨拶の大切さ…
お金には代えがたいものを得ることが出来た。

社会に出ると…忘れるものだ…

それが肌身以って市民の、地域の皆様から
教わることになる。

だが…4ヶ月目入った頃だったか…
体調に異変が現れた。

「倦怠感」
だるさが感じ、最初は風邪ひいたかな?
そう思っていた。

日を追うごとに怠さが増していく。

おかしいな?

私は今も変わらないが、
身体に異常が感じたら医師の診察を受ける。

最初に受診した病院。
町医者だった。

風邪だな。

そう診断を受け、風邪薬7日分を処方され、
2日のお休みを戴き、2日共外出せず、
回復を待った。

2日経過後、出勤。

バイクでいつもの地域へ…

出勤して3日だった。
またあの「怠さ」がやって来る…

別の医師に診察して戴き、事情を説明。

診断書を書いて戴き、
「体調不良3週間の療養が必要」

この文言だけは覚えています。

1週間…2週間…怠さが抜けない。
おまけに…今で言う
「フラッシュバック」

これが現れる。

具体的にどんな感じなのか
と聞かれれば…

最初に就職した会社…
嫌な過去ばかり思い出す…

狭い…応接室とは名ばかりの説教部屋…
そこで行われたこと…

やってもいない…濡れ衣…

イジメ…
シカト…

頭のなかでグルグル回る。

3週間して漸く復帰したはいいが…
ある日近場担当で自転車で配達を終えたその時…

「あの得体の知れない不安、
 恐怖かフラッシュバック…」

自転車漕いで郵便局へ戻ることが出来なくなる…

縁へ座っていたら…
見知らぬ御老体がお声を掛けて下さり…

公衆電話から呼んだんだと思うが…
応援が来てくれて…程なく戻ることが出来た…

半月して、内勤、
つまり郵便物の区分けに回して戴いたけど…

こんどは立っているのも儘ならない状態になって…

バス通勤していたが、
私は倒れていたようで…

気付いた時には白天井…

そこは病院で左腕だった…
曲げたら「チクッ」としてね…

点滴の針が腕にあったんだ…

もうダメなんだ…

そう感じた私は…
病院出て、すぐ辞職願を提出。

ここでもリタイアか…
人生上手くいかねーな…

25歳…秋…

そう、これは今も忘れません…

郵便局での短い6ヶ月近くは今も忘れられません。
職員の皆様、助けて戴いた方に感謝します。
あの時はありがとうございました。

ここまでご覧いただきありがとうございます。
メリークリスマス!
今日が皆様にとって佳き日であることを祈ります。


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