HSPさんは発信が苦手説

HSPが注目されている
おそらく私もHSPである

感情が繊細で感度が高いために
普通の人が傷つかないようなことにも傷ついてしまう

これは経験に基づくものだが
その二次的な困ったこととして
「傷ついてしまうので心のバリアが厚くなる」
さらには
「心のバリアが厚くなって感じにくくなる」
ということまである

私は2年前までこの状態で
感じることについて麻痺していたようなもんだった


これは私にも、他の人にも言えることだが
あまりにも傷つきやすい人は
傷つきたくないが故に
バリアが厚くなるだけでなく
受け取ることすらしづらくなる

受ける・もらう、ということ自体
無意識にビクビクしてしまうのである

例え話ではあるが
「毎回静電気でビリッとくるからもうあのドアノブは触りたくない、だけどあのドアノブを触らないと部屋から出られない」

HSPさんの繊細さ故に自己を守ることと、そうして世界が狭くなってしまうことって
このドアノブの例え話と近いと思う


そして繊細で受け取り方にビビる人は
発信することにもビビってしまって
うまくやれない人が多いと思う

「発信→受ける→傷つく」の構図が出来上がってしまっているため
「傷つけないように発信しなければ」と、
当たり前のように思い込んでしまっている

それだけならまだマシで

「相手が受け取りたいことを発信しなければ」
みたいになってしまって
優しくて
お利口さんなことしか言えなくなったり
思っていることをうまく言えなくなってしまう

しまいにはみんなにとって優しい人、
要は都合の良い人にも成り下がりやすい


これはそうしたくてなったのではなく
そもそもは自身の傷つきやすさ、
感度の高さ
心の繊細さからなのである

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