夢の話 くも

どこかの民家で
知らない人たちと過ごしていたら
顔の大きさよりも大きな
ふわふわのタランチュラが出てきた

みんなは叫んで逃げて
私は近くにあった
クリスマスプレゼントの入った袋で
タランチュラを掴んで
ベランダに投げた

一度は逃げられた
二度目にサッと捨てられた

掴んだ時にタランチュラのお尻の針が
私の手に刺さったけれど
特に痺れなどはなかった


私はタランチュラが出てきたとき
大きくて気持ち悪くて
怖くて嫌だった

だけど逃げても
大きなタランチュラがいるのは変わりなく
今目の前にいるうちに除去する以外に
選択肢がなかった


特に嫌な感じもないけど
変わった夢の日は
ネットでパパッと夢占いを見る

蜘蛛は人間関係を示唆しているらしい
だけど大きさの割に大したことない相手とか
実際にタランチュラは毒も大したことないとか
意外な点も書かれていた



ちょうど日中昼間
整体の施術を受けた時に
「抗うな」「対抗しないように」
という言葉が降ってきていた

私はすぐに真正面から
スクラム組んで
受け止めやすいので
しばらくは何かあったら
受け流すのが良いのかなとその時思った

人間関係の問題が起きたのは
その後、夕方

これまでのスクラムスタイルから
受け流すスタイルへの実践判断をしたのが夜

申し訳ないけれど
信頼できる人にお願いをして
寝た日に見たのが
このタランチュラの夢だった


ベランダに逃したから
無事受け流せるのかもしれない
どうか予知夢となりますように

今日は大切な人の誕生日なんです
どうか素敵で素晴らしい日にしてください

タランチュラへ

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