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【横浜】青空の下、屋上でアートを楽しめる庭園があった

こんにちは、@ARTです。
都心だとなかなか公園は多くなく、自然に触れる機会は少ないですよね。しかし、実は商業ビルの屋上に庭園を設けているビルがあるんです。今日は、横浜の真ん中で自然とアートを両方楽しめる、ジョイナスの森彫刻公園を紹介します。

ジョイナスの森彫刻公園とは

横浜駅西口にある商業施設、相鉄ジョイナスの屋上に設けられた総面積4,600㎡の屋上庭園です。約2万本の樹木と人工の滝や遊歩道が設置され、植物の数は200種にも及ぶとか。
1983年には、彫刻作品を設置し、野外彫刻公園「ジョイナスの森彫刻公園」としてリニューアルをしています。高島屋とも屋上でつながっており、行き来ができます。

それでは、現在設置されている6作品を紹介します。

ジョイナスの森彫刻公園

マリノ・マリーニ 「構成」

マリノ・マリーニ 「構成」

イタリアの彫刻家・画家。腕を広げた男性が馬に乗った彫刻で知られています。

柳原義達 「道標・鳩」

柳原義達 「道標・鳩」

柳原義達は兵庫県出身の彫刻家。裸婦像などで知られていますが、もう一つの代表作が「鳩」のシリーズです。これは、動物愛護協会から鳥の作品を依頼されてから、鳥に大きな関心を持ち多くの作品を制作してきました。

朝倉響子 「ニケ'83」

朝倉響子 「ニケ'83」

日本の彫刻家の大家朝倉文夫の次女として、新しい人物像を作り出した朝倉響子の作品です。都会的で繊細な女性像を表現しています。

船越保武 「茉莉花」

船越保武 「茉莉花」

戦後日本を代表する彫刻家で、キリスト教的な題材の作品を制作してきました。次男は彫刻家の船越桂です。
端正な表情で自然の中に溶け込み、佇む女性像です。

アントワーヌ・ブールデル 「果実」

アントワーヌ・ブールデル 「果実」

ロダンとともに、近代彫刻を築いた巨匠。右手に果実を持つ裸婦像です。全国の美術館などにも設置されています。

ジャコモ・マンズー 「踊り子」

ジャコモ・マンズー 「踊り子」

マリオ・マリーニとともにイタリアを代表する彫刻家。人間への礼賛を表明するローマ的な表現の作品を制作してきました。

実際に行ってみると、都心とは思えない緑と開放感で癒されました。巨大な駅で人込みを避けて、まったりしてみるのもいいですね。横浜に行った際は行ってみてください。

ジョイナスの森彫刻公園
https://www.sotetsu-joinus.com/shop/shop_73


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