見出し画像

初めての一般病室-そして退院

初めて一般病室に入ったのは入院して約4ヶ月目頃だった。
私の行っていた通信制高校は自由な学校だった為、転校を機に金髪に染めていた。

その為かして、初めて出来た入院仲間に
「ここのボスがとうとう一般病室に出てきたってみんなビックリしてたよ🤣🤣」
と言われ2人で笑った。
その子とは本当はルール違反だが今でも付き合いがあり、大切な友達となった。

そして、その子の居るテーブルで一緒に食事をする様になった。

その後、その子の紹介で6人の入院仲間が出来た。

毎日一緒にOT(作業療法)と言う、
塗り絵をしたり、体育館で鬼ごっこをしたり、みんなで共同で活動する場に参加し、たくさん笑った。

また、週に1日金曜日には
SST(ソーシャルスキルトレーニング)と言う
みんなで悩みを解決したり、社会復帰に向けてのトレーニングとなる様な勉強会をしてたくさん勉強した。

OTやSSTで、仲良くなった私達は毎晩消灯まで沢山話をし、相談事や愚痴の吐口になった。
本当に皆には救われた。

みんな仲良く楽しく過ごしていた。

でも、どうしても仕方がない事だが、誰かが退院して行くのは寂しかった。

そして私は6人の内3番目に退院することになった。

主治医と親の判断で実家に帰る事になった。
おおよそ、5ヶ月頃の入院だったが、楽しかった様な辛かった様な、複雑な気持ちだった。
でも少し寂しい気持ちになった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?