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私の仕事と伝えたいこと

こんにちはさなえです

私はパリでフランス人向けの和食料理教室を主宰し、マスタークラスでの料理講師をしています。要望があれば個人のお宅にも教えに行ったり出張料理もしています。

また日本の生産者のために食材や製品を紹介し、商品開発やデモンストレ-ションをやってます。


2018年にアターブルアベクさなえ(A table avec Sanae:さなえといただきますの意)という個人企業を設立してからは、フランスTV局M6でドラマのフ-ドコーディネーターとして監修をしました。
またパリに住む世界のママを集めてケータリングをするMeet My Mama というアソシエーションで唯一の日本人シェフです。組織で出版した「ママが世界を料理する」というタイトルの料理本のなかでも20人のママの中に選ばれました。昨年ルーブル美術館の地下フォーラムで開催された世界女性会議2019では和風料理を800食用意するために製造工程の監修を任されました。別のイベントでは日系航空会社主催のパ-ティ-のためにシャルルドゴ-ル空港でケ-タリングしました。

パリの中心2区にあるクッキングシティ-という料理教室では週に1度教えています。目下オ-ナ-がプロ用の特別クラスを構築中で秋より始まる予定です。
昨年11月から今年の2月にかけて北海道の十勝小豆の生産者森田ビーンズさんのPARIS AZUKI 2020のために技術コーディネートを任され、何度か試食会をおこないました。

販売プロモーションのためにパリに来た静岡県の松本園さんのためには燻製紅茶を使った料理紹介などをおこないました。

新型コロナウィルスのせいで延期になってしまいましたが、6月にはマクロン大統領後援のインタ-ナショナルガストロノミーヴィレッジという食イベントの日本ブースのコ-ディネ-タ-を任されていました。 早く再開の日取りが決まって欲しいものです。
現在は、カサブランカ在住のモロッコの女性にZOOMを使ってオンラインで個人レッスンをおこなっています。既に6回目が終了し明日から再び、週に3回の授業が予定されています。

よく考えると結構なペースで仕事をしてきてきましたが、毎回新しい出会いのたびに少しづつ良い経験となっています。

数十年前、調理師学校に通った頃、中国料理の授業のレシピに化学調味料とそのまま書かれていました。その頃は意識していなかったけれど、今思い返すと不思議な気がします。

私は食の業界で30年以上仕事をしていますが、自然な味。無添加料理を心がけて作っています。フランス人は日本人以上に食文化に対する意識が高いので、かつお節と昆布だしの取り方を教えています。ただ簡単に作りたかったら粉末の製品も日本食材店で購入可能よ、但し化学調味料が多いから気をつけて選んでね、と一言伝えています。生徒たちは自然食に敏感で100パーセント鰹節と昆布を買って作ると言っています。

フランスでは最近BIOの食材、スーパーが大流行で、一般のス-パ-にもBIO陳列棚があるほどです。私自身はBIOにこだわっているわけではないけれど、祖母や母親から学んだ健康的で愛情のあるお料理をいつも紹介したいと思ってます。

フランスでは益々、地産地消品とBIOの物が増えていきます。

フランスはいまエコロジー全盛です。BIO専門の食材屋が増え、一般のス-パ-にもBIO陳列棚があるほどです。私自身はBIOにこだわっているわけではないけれど、祖母や母親から学んだ健康的で愛情のあるお料理をいつも紹介したいと思ってます。これから益々、エコロジー関連の地産地消をうたったBIOの生産品が増えていくでしょう。

それだから日本に帰国するとス-パ-の惣菜の添加物の多さに驚かされていますし、皆さんが知らないのか興味がないのか、添加物の入った商品が飛ぶように売れている事にも驚いています。正直日本の親戚や友人にこの話をすると、早く食べられるし、そこそこ美味しいから良いじゃないと言われてしまいます。海外に住んでいても私は日本人だから、自然な味の大切さを日本の人たちにも伝えたいのです

皆様どう思いますか? 皆様のご意見お聞かせください。





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