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DICという番号のこと

文具というよりも印刷の話に近くなっちゃうかなと思いますが、DICという番号のことを書こうと思います。
DICというのは、DICグラフィックス株式会社が管理している色の番号です。印刷する際に色を指定するとき、このDICの番号を指定することが多い訳です。ほぼ独占状態と言っても良いのではないかと思ったりしますが、このあたりの業界情報に私は詳しくありません。

印刷好きなら持っているカラーガイド

いやいや、普通の人は持ってないでしょ、カラーガイド。

リンク先を見てみてください。見本帳が並んでいます。1つ大体、1万円から1万5千円くらいします。私もDICカラーガイドは持っています。
日本の伝統色やフランスの伝統色も欲しいですが、今は持っていません。

以前はアプリで見られた

以前は、アプリで見られたのですが、バージョンアップされなくなって、久しいです。Androidでは既にアプリが動かなくなっていて、残念な限りです。iOSではまだ動くのかな。iPhoneを持っていないので私はわかりません。。。

吉岡里帆さん

最近、DICは吉岡里帆さんがCMに出て、宣伝していますよね。事業としてはいろいろなインクを作っている会社ですが、接着剤などもやっているようですね。

飾り原稿用紙の色

実は飾り原稿用紙の印刷色も、最初はこのDICを指定して印刷屋さんに印刷してもらい、色合いを確認しています(これを色校(いろこう)といいます)。
確認後、DICの番号を指定して印刷して納品してもらうという流れです。
たとえば、今年発売した薔薇園という飾り原稿用紙では、DIC172という色を使っています。

上の検索から、172を入力して見てみてください。きれいな緑色が見えるはずです。

今後も、このDICの番号を使って印刷屋さんとあたぼう、そしてデザイナーのhoririum氏、監修者の小日向氏はコミュニケーションして飾り原稿用紙を制作していきます。

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