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2/28 vsインテル(アウェイ)

この試合のターニングポイント

  • デケテラーレのゴール取り消し(ハンドにより軌道は変わっていないように見えた)

  • エデルソンがバレッラにマークを剥がされ、カルネセッキがファンブルした1失点目

  • ラウタロの上手すぎるシュートによる2失点目

  • VARによるインテルのPK(ゴールキックの判定を覆してハンドを取った)

  • ラウタロのPKの際、ディマルコがペナルティエリアに入っていたか

アタランタ総評

 ポゼッションを相手に譲りカウンターから攻撃に転じようとした前半、その作戦が見事にハマりパシャリッチのカットからデケテラーレがゴール。しかしVARにより取り消し。その後徐々にプレスを回避されだすと、一瞬の気の緩みから2点を入れられる。後半もVARに苦しめられ失点。3失点後は次節のボローニャ戦に向けて主力を温存。途中出場メンバーが懸命にゴールを目覚ますもインテルの固い守備を崩せず、またしても一緒の気の緩みからFKで失点。結果的には内容も点数も大差をつけられたが、局所の気の緩みや審判の判定が試合を左右し紙一重だったように感じる。

スタメン

カルネセッキ GK 6.0
4失点と1失点目のファンブルは悪印象だったが、PKストップやセービングは好調なままだった。

スカルヴィーニ RCB 5.5 ↓57min
肩の負傷から驚異の回復でスタメン起用される。ビルドアップで違いを作り出そうとするも、サポートが乏しく上手くいかなかった。

ジムシティ CB→LCB 5.5 🟨
ラウタロに苦しい対応を余儀なくされた。PKの場面ではキャプテンの務めを果たし抗議するもイエローカードをもらった。

コラシナチュ LCB 5.5 ↓57min
アルナウトビッチとは空中戦で分が悪く、2失点目の直前もディマルコとの距離を見誤り対応を誤った。

ハテブール RWB →RCB 5.5
序盤は上手く試合に入れたが、ラウタロに上手くかわされ2失点目のシュートを許す。ハンドのシーンは不運だった。

パシャリッチ DMF 6.0
パヴァールのパスミスを見逃さずカットし、シュートを打ちゴールまで繋げるも不運にも取り消される。中盤の繋ぎ役として及第点ではあった。

エデルソン DMF 5.0 🟨
バレッラの対応にて終始後手に回され1失点目を生み出してしまった。ビルドアップでもインテルの厳しいチェックの前にパスがズレてしまった。

ザッパコスタ LWB→RWB 6.0
サイドの突破からクロスを供給するも味方に合わず。左右問わずプレーできるユーティリティはチームにとって非常に心強い。

コープマイネルス RCF→OMF 5.0 ↓57min
攻撃面ではバストーニに抑えられ、タックルもファールの場面が多く活躍は見られなかった。

ミランチュク LCF→RCF 5.5 ↓57min
序盤は慣れない左サイドに苦戦し、途中から得意の右サイドに移りボールキープするもフィニッシュまで持ち込むことは出来なかった。

デケテラーレ ST→LCF 5.5 ↓76min
抑えの効いたボレーでゴールネットを揺らしたが、不運にもノーゴール。その後も局所で見せ場を作るもフィニッシュまではいかず。デフライとの空中戦では競り勝つことは出来なかった。

途中出場

ヒエン CB 5.0 ↑57min 🟨
ラウタロに上手く体を入れられピンチを作ってしまう。まだアタランタのサッカーに慣れていないせいか、ビルドアップにて何度か緩慢なプレーが見られた。

バッカー LWB 5.0 ↑57min 🟨
細かいタッチで左サイドからの攻撃に可能性を感じさせたが、守備面ではドゥンフリースに苦しめられ、4失点目に繋がるファールをしてしまった。

アドポ OMF 5.5 ↑57min
積極的にボールを受け、前に持ち出すもインテルのチェックが厳しくボールロストが目立った。

ルックマン LCF 5.5 ↑57min
積極的に仕掛け、シュートチャンスを作り出そうとするが上手くいかず。焦りのスライディングからイエローをもらう。メンタルの波がなくなれば良い選手なのだが。

エルビラル RCF 5.5 ↑76min 🟨
アジリティとテクニックを駆使し可能性を感じさせるもゴールまでは迫れなかった。

インテル総評

 パスミスから失点しかけるも運良く回避。その後は完成されたビルドアップでアタランタのプレスを剥がし続け、精度の高いフィニッシュで結果的には4得点をあげ完勝。途中出場の選手も質が落ちることなく活躍し王者の風格を誇示した。主力を怪我で数人欠いているにも関わらずここまでのクオリティを出すのはさすがとしか言いようがない。

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