アタランタ総評
序盤からプレスがしっかりハマりラツィオの攻撃の芽を摘んでいた。きれいな崩しからの先制点からいい時間帯でのラッキーな追加点、デケテラーレの個人技によるダメ押しの３点目と綺麗に試合を運ぶことに成功した。終盤に失点しいい形で試合を締めくくることはできなかったが、ルックマン不在の中ラツィオ相手にここまで圧倒的な試合ができるのはチームの調子がいい証拠だろう。

スターティングイレブン

カルネセッキ　GK 6.5
被シュートが少なかったため活躍の場はあまりなかったが、随所で良い飛び出しを見せた。PKはノーチャンスだった

スカルヴィーニ　RCB→CM 7.5 1A
1点目の落としは完璧だった。そもそもなぜあそこにいるのかが謎(褒め言葉)。他にもインターセプトやビルドアップで良さを見せた。

ジムシティ　CB 6.0
カステジャーノスを高さ、フィジカルで完封したが、PK献上の場面ではインモービレにしてやられた。

コラシナチュ　LCB 7.0
左からのビルドアップや相手のカウンターの芽を摘むスライディングなどで攻守に貢献した。

ホルム　RWB 5.0　←64min
前節までの輝きはどこへ行ったのか。パスやトラップはズレ、守備でもマークする相手が定まらなかった。FKに合わせたヘディングは惜しかった。

エデルソン　CDM→CAM 7.0　←90min　🟨
幅広いエリアを走り回り攻守に奔走した。CAMは向いてないのかもしれない。不運なイエローで次節出場停止なのは痛い。

デローン　CDM 7.0
素晴らしい守備でルイスアルベルトに仕事をさせなかった。クロスも良質なものを上げていた。今シーズンのミドルはなかなか枠に行かない。

ルッジェーリ　LWB 7.0
左サイドでデケテラーレへのパスを何度も通し攻撃を活性化させた。不用意なパスミスはヒヤリとした。

パシャリッチ　CAM 8.0 1G　🟨
綺麗なボレーで先制点を決めた。ときには下がってビルドアップにも参加し左右への散らしなどで存在感を見せた。イエローは不運だった。

ミランチュク　RCF 7.0 ←64min
デケテラーレといいバランスでラツィオ守備を崩した。以前よりフィジカルも強くなりロングボール処理も的確だった。

デケテラーレ　LCF→RCF 9.5  ←79min 2G
完全覚醒。全得点に絡む鬼神の如き活躍だった。最初はLCFとしてラッツァーリの裏をとり、クロスからチャンスを作った。スカマッカが投入されてからはRCFとしてカットインからニアへのゴラッソを叩き込んだ。精度の高いシュートでゴールも決めれば、足元の技術、強靭なフィジカルでボールをキープし、広い視野でボールを散らすこともできる、まさに万能FW。

途中出場

スカマッカ　LCF 6.0 64min→ 1A
ポストプレーでは良さを見せたが、シュートが枠に入らない。守備に戻る献身性は良かった。

ハテブール　RWB 6.0 64min→
目立った活躍はなかったが、スカマッカへのクロスはピンポイントだった。ディレイするときの距離感が広すぎるようにも感じる。

ムリエル　RCF 5.0　79min→
試合感が鈍っているのか、ボールロストやパスミスが目立った。

トロイ　RCB 6.0　79min→
安定していた。

メンディチーノ　CAM ー　90min→
リーグ戦初出場おめでとう。

ラツィオ総評　
序盤からアタランタのプレスに苦しみ、シュートまで漕ぎ着けることすら難しかった。後半開始からDFを入れ替え守備を整えようとしたがかなわなかった。アタランタの失速とインモービレ、ペドロの投入により1点を返したが、時すでに遅かった。