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紙の本と電子書籍

年々、紙の本の売り上げが減少している。以下の記事にあるように、紙の本は右肩下がりである。一方で、電子媒体の本は概ね順調に売り上げを伸ばしているようにみえる。

他方、世界情勢をはじめとした様々な要因によって、本の価格も上昇傾向にある。そうしたなかで、紙媒体と電子媒体で、棲み分けを進めて効率化を図る必要があるとも言われる。

すでに私自身も、両者の棲み分けは行なっている。マンガとライトノベルは電子書籍で読み、それ以外の小説とか新書、専門系の本などは紙媒体で読んでいる。

両者のメリット・デメリットを考えてこのような棲み分けをした。

電子書籍のメリットはなんといっても場所を取らないことだろう。そうなると、すぐにスペースを圧迫するようになるマンガやライトノベルは、電子媒体で読むのがうってつけのように思う。一方で、長時間画面を見ているのはしんどいというデメリットがある。

他方、紙媒体は、とにかく読みやすいのが良い。何時間でも読んでいられるし、ページを行ったり来たりすることも簡単である。全体の把握が容易というのは、大きなメリットだろう。

このように、どちらの媒体にも優れた点がある。このところ出版業界は不調続きのように見えるが、特に厳しい環境にある紙媒体の本も、比較的手頃な価格のまま残っていってほしいと思う。

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