こんにちは。
今回はコロナ禍が開けた後の旅行業界の活性化を睨んで、航空株について記事を書いてみました。もうすでに機体が織り込まれている分野となっていますが、PERベースで見るとまだ安いと言える業界ではないかと思いますので、何かの参考になれば幸いです。よろしくお願いします。

（情報は2021/04/12時点となります。）

① 指標となる株
$DAL 　デルタ航空
4/15　決算
世界第2位の航空会社
こちらは今週決算発表予定の最重要銘柄です。こちらの決算による株価の反応も注目ですね。

$AAL　アメリカン航空
世界第一位の航空会社
言わずと知れた超大手企業ですね。こちらは全世界に就航していますので、国際需要を考えた場合はいい指標となるのではないでしょうか。

②先導株
直近で52WeekHighをしている航空株
航空株の中でも今最も強い値動きをしている銘柄をピックしました。

$LUV
アメリカ最大のLCC（格安航空）
こちらは航空株のなかで最も株価を伸ばしている企業になります。

$JBLU　ジェットブルー航空
LCCではないが運賃が安め。メキシコなどに就航。

$ALK
アラスカ航空。アメリカン航空が所属するワンワールドに加盟。

値動きの強い銘柄をみてわかることは、比較的運賃が安く、アメリカや近隣国の就航に強みのある会社が株価を伸ばしています。想定される理由としては、ワクチンの接種はアメリカが先行していますし、他国はかなり遅れをとることになりそうです。となると、旅行の中心となるのはまず国内やメキシコなどの近隣諸国となると思われます。また、運賃も安い方が嬉しいのでLCCなどがまず回復を見せると考えられているのでしょうか。

③ 私的に狙っている株
値動きの強い株をみていて連想されるのは、この株です。
$MESA
大手の航空会社からローカル線の運行を委託されている。
コロナ禍でも利益を確保した数少ない航空株です。
また、コロナ禍で貨物便など事業の多角化を行っており、収益性の高さにも注目しています。
直近はヨコヨコしていますが、航空株全体が株価を伸ばしてきた際に株価が伸びやすいのではないかと考えています。

今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。