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メレンゲの気持ち

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Savoiardi ビスコッティ・サヴォイアルディ


「サヴォイアルディ」の名前の由来はイタリアの名門貴族サヴォイア家からきています。
かつての北イタリア・ピエモンテ州一帯であるサヴォイア公国において、15世紀の終わりにフランス王の訪問時に献上されたお菓子がこれです。

とはいってもフランス菓子で言うところのシンプルな「パータ・ビスキュイ」ですよね。何が違うんだろう?

別名レディーフィンガーと呼ばれているように、指の形をしていることと、女性の指のように華奢で軽いビスケットだというところが主な特徴でしょうか。

微妙な出来になってしまいましたが…まあ味は同じなのでご愛敬。

本当はこんな感じです。市販品もございます。↓

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お菓子作りは苦手ですがそうも言ってられないので早速作っていきましょう!

【材料】
卵Mサイズ 2個
グラニュー糖 60g
薄力粉 60g
粉糖 少量
バター 少量
塩 1つまみ


卵Mサイズ 2個

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卵白と卵黄に分けて

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卵黄の方にグラニュー糖 30g

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空気を含んで白っぽくなるまで混ぜます

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卵白も泡立てます。電動ミキサーがあれば楽だね♪

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ある程度角が立つまで泡立ててからグラニュー糖30gを加えた方がいいよ。
砂糖は3回に分けてね。

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角か立つまで卵白を混ぜてメレンゲをつくります。力まかせにカシャカシャ混ぜるより一定のスピードを保ちながら空気を含ませるように混ぜると吉。混ぜ過ぎてボソボソにならないように。

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卵黄のボウルの方にメレンゲをひとすくい入れたら、混ぜてなじませてから残りの卵白を全部合わせます。

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ゴムベラに持ち替えてメレンゲの泡を潰さないようにサックリ切るように混ぜます。メレンゲの白い色が残っていていいよ。

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ふるっておいた薄力粉50gを加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
(イタリア料理辞典に塩1つまみと載っていたので、薄力粉に加えておきました。塩バニラみたいな感じで甘さが引き立つと思います。)

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家に絞り袋が無かったのでフリーザーバックを使いました。カタチにこだわらなかったらスプーンで掬くって並べるだけでもいいかも。

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オーブンシートをひいた天板にバターを塗って、生地を絞って並べていきます。(普通パータ・ビスキュイにバターは使わないけど、イタリア語のレシピ本に載ってたので風味付けに使ってみます)

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茶こしで粉糖を振ったら、しっかり余熱で温めておいたオーブンで180℃で約10分。

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上下両面に焼き色がついたら、冷まして完成。
口に入れると外はサクッ、内はフワッが理想です。


とにかくお菓子はメレンゲの気持ちを考えるのが重要そうですね。
メレンゲの泡が潰れないように繊細に。
それこそ男性は女性を扱うように、女性は赤ちゃんを扱うように、気をつけながら作ってみてください(^^♪

つづく



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