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勝手に詩作2 テーマ「なんでもない休日」

くちびるの左横に小さなできもの
そんなものを確認するのも遅れた
遅く起きた朝とも昼とも言えない
そんな少し後悔も生まれ出る時間

一日用事がなにもないという事は
何ら生産的な事がないという事で

身体を心を休める日なんだという
聖書にも書いてある大切な事実も
申し訳なさと生きる私には切ない

切なさと共に起き上がる昼下がり
生産した小さなできものに気付き
醜い価値のない生産物を生むのに
何も価値のあるものを生めない私

本をめくっても理解は進まなくて
何かを書いても名作はできなくて
どこか行くにも時間は残ってない

そんなおやすみをいかに過ごそう
私は小さなできものをなでながら
まどろむでもなく目を開き臥せる

これが心と身体を休める事なのか
じゃあ私は前向きな事をしてると
安心しつつ新しい醜さの象徴をも
愛おしいと思いながらサンダルで
近くのお店までご飯を買いに行く

わかめと、さかなと、とり肉と。

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