見出し画像

8月11日 晴れ @三崎

ここ数日「リーダーシップ」について考えている。
「あの人はリーダーシップがあるよね」という漠としたイメージは今まで持っていたのだけれど、それはいかにもわかりやすい、少年ジャンプに出てくる主人公みたいな人のこと。
熱い気持ちと、揺るがない信念、愛をもって先陣を切っていく武将のような人。
そんな主人公に今でも憧れはある。
しかし、生まれてきて、幼稚園くらいから社会に放り出されて、小中高、社会人になってまわりを見渡してみるとリーダーシップを存分を発揮している人は僅かだなあ、と思う。
もれなく自分もそのうちのひとりなんだけど、ジャンプの主人公のような人ばかりでも困っちゃうわけで、最近ある人から聞いた「全員がリーダーである」という言葉が心に残っている。

●ジャンプ主人公のように前を見て、力強く愛をもって牽引していく人。
●横のつながりを意識しながら、協業、パートナーシップを大事にしながら進む人。
●直感、洞察、革新でその場を劇的に切り拓いていく人。
●縁の下の力持ち、奉仕、エンパワーメントで進む人。

ひとことに「リーダーシップ」と言っても、いろいろな力の発揮の仕方がある。
リクルート時代、美容師時代、記憶の棚を引っ張り出して思い出してみるとたしかにいろいろなリーダーがいた。
どれがいい、最高、というのはなくて、全員がこのリーダーシップを兼ね備えている。どの要素が強いか、弱いか、バランスはあるんだろうけど、全員が持っている。
どのシーンにおいて、どの相手によって、リーダーシップの使い方が変わるということなのか?
まだ答えは出ないけれど、アタシ社という小さな組織を考えてみても人それぞれ主たるリーダーシップの種類はバラバラだ。
だからいい。
自分では発揮しずらいリーダーシップを補完しあって、全員がリーダーになり能動的に動いていく。
それができたら最高だ。

漫画のキングダムの将軍たちも、スラムダンクの湘北の6人も、それぞれがリーダーシップを発揮しているから美しく、力強い。(結局漫画を引用するるのかい)
誰かに依存せず、独りよがりにならず、支配せず、ずる賢くならず。

主体的に、能動的に、創造的に。

お盆です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?