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ターン練習のポイント <その3 顔をつける>

ピルエット(片足でのパッセバランス)のポイントを
プロセスに分けてお話ししています

プリエから立つ上下の動き
回るときの腕

パート3は 回るときのスポット
顔をつけることについて
これはどんなターンでも共通していますね

目の高さにスポットを決めて
回り始めてもそこを見たまま
そして 先に目線が前に戻ってくる

言葉にするとそれだけなんですが・・
これがね〜 できないの!!

なかなか見たままでいられないし
戻そうと思っても ちゃんと戻ってこない

どこを見てるかわからなくなっちゃったり
じっと見すぎて遅れちゃったり
身体と一緒にぐる〜んと景色も回って
ダブル以上のターンではもう無理!

目が回っちゃう〜〜!!

ほんと どうしたらいいんでしょうね

この動きをやっている場所(関節)はどこか
まずそこを骨で確認しましょう

骨で見ていくと 頭と首の境目です
顔と首ではなく ”頭”と首

前から見るとそれは 鼻の奥
横から見ると アゴの関節の後ろの奥
(耳の穴の下の奥)

たぶんあなたが思っていた場所より 上で前にありますよね
そして 頭は鼻よりも上にあります
このイメージがズレると スムースなターンはできません
首のてっぺんのマッピング 本当に大事です!!

では 頭の一番下にある鼻の頭を左右に動かしてみましょう
ユラユラと楽に動くでしょうか

ターンのときはこれが逆になります

鼻をそこに置いたままで 下にある首〜胴体が動きます
それがスタート

これ イスに座って練習しましょう
鼻は前を向いたまま 身体を左右に捻ってみます
肩(腕)だけでなく 肋骨が動きますよ

鼻も一緒に動いちゃう!っていう人
「首は動ける」
このことを思い出しましょう
前を向いているのは”頭”ですからね

もし首の後ろに力が入るようなら
頸椎を首の後ろと思っているかもです
もっと前ですよ

首が楽なままで 目線も安定して動けたら
今度は立って もう少し大きく動いてみます

さて どこまで見続けられるでしょうか

「ちゃんとスポット見ておかなくちゃ」

ついじっと見ちゃうけど 見過ぎないことが大事(^^)b
目がじっと止まると首も固まりますからね
軸もブレやすくなるし 前に戻す動きが遅れます

楽な首のままで 身体の動きに頭が押されてクルン

言葉にするとそんな感じ
とにかく大事なのは”首が楽なまま”ってこと
動くのはそこですからね!

楽な首とふわっと高い頭
アレクサンダー・テクニーク
使いましょ☆

プリエ〜アップのときも
腕が動くときも
楽な首と脊椎のバランスシステムが大事です

骨で踊りましょう♪

HP:AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!


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