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”頭はどこ?” このカン違いが動きにくさの始まり!

いきなりですが 質問です
「あなたの頭はどこですか?」

頭がどこかわからない人なんているの?
そう思うかもですが
まずは自分の頭に触ってみてください

触ってみましたか?
たぶん触ったのは 髪の毛がある範囲
帽子で隠れる範囲だと思うのですよ

「だって頭ってそこでしょ?」

頭のてっぺんは前回お話しました
後ろはどこまでかわかりますよね
左右もどこまでかわかると思います
では 前は? 下は?
どこまでが頭でしょうか

これ ちょっと迷うでしょ

「頭の一番下を指さしてみましょう」

これを言うとほとんどの人は
後ろ側の後頭部と首の境目を指します
(大丈夫 これは合ってますよ!)

では 前から見たとき一番下はどこでしょう?

頭はどこからどこまで?

これ! 迷いますよね!!
8割くらいの人はアゴのあたりを指します
鼻の奥あたりの人や 目より上の人もいます
帽子で隠れる部分だったらおでこですもんね

正解はこの中にあるのですが あなたはどれだと思いますか?
一番多いアゴのあたりでしょうか

まず言葉の定義づけをしましょう
私が”頭”と言ったときは”頭蓋骨”を指しています
動きは骨で起きていますからね

では確認するために 自分の頭=頭蓋骨に触ってみましょう
身体のことはまず触れて体感します

頭蓋骨の後ろ側から縁を辿って前へ
耳をのりこえたら さてどっちに行きましょうか?
アゴは頭蓋骨ではないので・・
はい そのまま進むと頬骨があって鼻

そうです
鼻より上にあるのが頭です
アゴまで頭に入れていた人
だいぶ下の方に頭がありましたよね
(ていうか そこは顔ですよ)
でも頭はもっと高いところにあるんです

これが マッピングの”ズレ”
アゴと鼻では5cmは違います
今まで何度も骨の図を見ていたのにね(^^;

では 歩いたり動いたりしながら
頭の高さのイメージを変えてみましょう
頭がアゴから上の
いわゆる顔のあたりにあると思って動くのと
鼻よりも上にあるって思うのでは
身体の感覚が変わりますよね
どちらが動きやすいでしょうか

”あなたの頭はどこですか?”

ちゃんと考えたことがなかったけど
あらためて考えてみると曖昧だった

このカン違いが動きにくさの始まりなのです
特に頭は大事なのです

”頭の一番下はどこか?”

この質問は 視点を変えると
”首の一番上はどこですか?”
これと同じ質問になるからです

図を見て あれ!って思った人
そうなんですよ(^^)b
これについては次回もう少し書きますね

見て触れて動いて自分の身体を再発見☆
ダンスのためのボディマッピング

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