0047_格言を通して自分の考えを確認する
■こんにちは。令和方法序説です。
【今日の格言】
真心をもって人を助ければ
必ず自分も人から助けられる。
これは人生のもっとも
美しい補償の一つである。
-ラルフ・ワルド・エマーソン-
新しいものを考えついた人も、
それが成功するまでは
ただの変人にすぎない
-マーク・トウェイン-
人はどんなことにでも慣れるように
勝つことにさえ慣れてしまうんですよ
-長谷川穂積-
【本編】
■以前の記事で
私が格言をnoteで記載している3つの理由を
お伝えしました。
●このnoteを読んでいただいている方に
色々な格言を知ってもらいたいから。
●「自分で判断をする」という行為を
することで
格言をより自分の脳に記憶させようと
している。
●格言を残した人の考え方の
本質やエッセンスが色濃く出ているから。
■今日はこの記事に引き続き
格言についてお伝えしようと思います。
格言のよいところは、
自分以外の誰かの考えを通って
自分が知ることになるということです。
ちょっとわかりにくい表現で
申し訳ないのですが、
格言として私たちが認識していると
いうことは、
多くの場合、
それを誰かが格言として
紹介しているから
格言だと認識しているんだと思います。
■この
誰かを考えを通っているということが
すごく重要です。
なぜなら、
格言を言った本人と
その格言を紹介している人が
少なくともその格言(言葉)が
良いものだと思って伝えているということです。
例えば、格言をみたときにあなたが
その格言を気に入ったとします。
その時点で、
格言を言った人、
格言を紹介している人、
そしてあなたが
その言葉を良いと思っているということです。
■何かを考えるときに
独りよがりの考えにならないために
第3者の考えを取り入れて、
自分の考えが正しいかを見直すことは
すごく重要です。
通常、自分が考えたことを
他の人に確認するためには、
自分が考えたことを話したり、
文章に書いたりして、
それを誰かに伝えたうえで
相手の反応を見る必要があります。
■しかし、
これを実際にやることって
すごく難しいですよね。
まず相手に伝えることをするだけでも
けっこうなハードルがありますし、
伝えることができたとしても
相手が本当に思ったことを
こちらに伝えてくれるかわかりません。
■格言を見るということは
実は、
「自分が発信者となる」と
「相手が発信者となる」
の違いはありますが、
結果的にあなたの考えを
第3者に評価してもらうことになるのです。
ある格言を読んだときに
共感できる、
何とも思わない、
嫌悪感を感じる
の3つの感情のどれかが
沸き起こるはずです。
このとき、普通に考えれば
あなたがその格言をみて
どう思ったかと捉えると思いますが
裏を返せば、
あなたが普段何を考えているかによって
ある格言をみたときに
共感できる、
何とも思わない、
嫌悪感を感じる
が変わります。
■そして、
同じようなことについての
格言を探すことは比較的簡単にできるので
(例えば「時間」の格言や「勇気」など
似たようなことを言っている格言は
無数にあるので)
疑似的に、色々な人にあなたの考えを
評価をしてもらうことができるのです。
■恐らく、
格言を読んで、この格言がいいなーと
思ったときに
今回説明したようなことを
意識している人はほとんどいないと
思います。
さらに
私が思っていることが正確にこの文章で
伝えられているかはわかりません。
それでも、
格言をたくさん読んだり
知ったりすることには
すごい効果が本当にあるのです。
前にお伝えした記事とこの記事だけでは、
そのよさが伝えられてはいないとは思いますが、
今後もこのnoteで格言を掲載していくとともに
格言の効果を伝えていこうと思っています。
これからもよろしくお願いします。
【今日の記事のポイント】
■格言がよいのは、
少なくとも言った本人と誰かの思考を
通り抜けて、伝わるものだからである。
■何かを考えるときに、
第3者の考えを取り入れて、
自分の考えが正しいかを見直すことは
すごく重要である。
■誰かの思考を通っていることで、
自分の独りよがりではなくなる。
■格言を知るということは、
結果的にあなたの考えを
第3者に評価してもらうことになる。
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