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お客様は神様?そんな考えをなくしたい

皆さんこんにちは。
フリーランスWEBデザイナーのAtelierMetです。
今日は、お客様は本当に神様なのか?ということについてお話ししたいと思います。


どっちが偉い?


私は、お客様は神様とは思っていません。
と言うと語弊があるかもしれません。
私は、一緒にお仕事させていただくにあたって
同じゴールに向かって走るパートナーだと思っています。
お客様は神様という考えも、もちろん理解できます。
自分にできる事は精一杯させていただきます。
だからといって、どちらが偉いと言う話ではないと思っています。

レジ待ちは当たり前


私が以前住んでいたオランダでは
お客様は神様、なんて扱いを受けたことはほとんどありません。
例えばスーパーに行った時
レジ待ちで長蛇の列ができていて、先頭を見ると
レジの人とお客さんがおしゃべりをしていました。
全然列が進まないなんて事は普通にありました。
日本人の感覚だと、早くしてほしい、何やってるんだと感じると思います。
私もオランダに行った直後はそのように感じていました。
しかし、それがあまりにも日常茶飯事なので
もうこれは待つしかないなぁ。
これが普通なんだな。と思うようになり
むしろイライラしている方が馬鹿らしくなってきました。
後ろに並んでいる人も、今日もおしゃべりに花が咲いているなぁと
特にイライラした様子もなく、みんなゆったり待っています。

レジの人がガムを噛んでいたり、椅子に座っていたり
それが向こうでは当たり前の光景でした。
日本では絶対に店員さんは立っていますよね。
お客様の前で座るなんて、という考えなのだと思います。

日本はすごい。でも大変。


オランダ以外にも、いろいろな国に行くことがありましたが
どの国に行っても基本的なスタンスは同じです。
日本のようにお客様のために、お客様は神様だから
そんな風に扱われたことにはほとんどなかったように感じます。
店員さんに、この商品はありますか?と聞いても
ここにはないわ。で済まされることが当たり前です。
確かこのお店に行けばあったような…なんて言ってくれるのは
日本ならではだと思います。
本当に日本は至れり尽くせり、親切、丁寧な国だと心から思います。

それは働く側としてはとても大変なことです。
求められる水準が高い、という事になります。
水準が高いだけでなく、ちょっとした言動でさえクレームに繋がる。
これでは働く意欲が削がれていくのも当然です。

まとめ


私は『お客様は神様』
ではなく
『一緒に走るパートナー』
そんな考えでお仕事させていただいております。
なので、お客様に必要ないと思うことはご提案いたしません。
お客様の立場に立って
なるべくシンプルに
分かりやすいご提案を心がけております。

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