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でわのかみ、雨の日ボコ

※エモいバイク画像はお借りしました。
 今日は雨が降ったり雪が降ったり晴れたり忙しい天気。
 ただ一つ言えるのは寒い。


唐突ですが、
ネットスラングはじめ俗語というものは、
わりと差別的だったり偏見に満ちているのですが
時に鋭いキレで我々を圧倒してくるものがあり面白いですね。

ツイッターの炎上発言とかも耳障りは悪いけど真実を突いてたりするので
ごく内密にこの世の真理として受け止めています。
差別と偏見はナンセンスですが、時に甘いだけの言葉よりもよっぽどためになりますね。

今日はネットの海で見つけたそんな面白い俗語を2つご紹介
(そんなに傷つかないチョイス)

「でわのかみ」(出羽守)

俗語における出羽守(でわのかみ)は、他者の例を引き合いに出して物事を語る人のことである。ではの神という表現も存在する。特に海外と比較して日本を批判する人を「海外出羽守」と呼ぶ。また、「欧米では~、日本では~。だからもう日本は“終わり”だ!」とばかり話している人は「尾張守(おわりのかみ)」という。

Wikipedia出羽守(俗語)

※「アメリカでは~」「フランスでは~」

いますね。そういう方。
限られた根拠を一般論のように偉そうに言う人。
出羽(でわ)は現在の山形と秋田、守(かみ)というのは国司。
ポスト的にも偉そうに物を言うニュアンスがぴったりです。
おやじギャグな要素を含みつつも
歴史好きにはうーんと唸ってしまう面白さ。


・「雨の日ボコ」(天之日矛・天日槍)

雨の日にバイクが不調になる様を表す。
雨の時にかぎってバイクが走らなくなったりエンジンがかからなくなること。
神の祟りではなく雨の水分が入り電気系統に不調をきたすなど物理的な要因によるものが多い。
転じて、雨の日に気分や体調が優れない様子を表す。

エンジンがボコつく(=エンジンの回転数がスムーズでない)という俗語からの古代渡来神への飛躍が秀逸。

使用例:「今朝バイクが雨の日ボコで遅刻した。」

※出典注意
誰が言い出したか不明なので自分なりにまとめましたが間違ってたらごめん。
「雨の日ボコ」という固有ワードがヒットした訳ではないので
私が「あめのひぼこ」と打ったところ「雨の日」と「ボコ」で変換ミス検索した結果をこのように脳内補完してたった今誕生した俗語かもしれません。(よかったら使ってみてね)


バイクあんまり知らんけどなんか面白かった。
他にも「薩摩守」(さつまのかみ)(=平忠度・たいらのただのり)が「無賃乗車」の隠語だったりとかも思い出した。
「出羽守」と同じ発想が昔からあったようですね。

とびきりのスラングがあったら(公序良俗に反しない範囲で)教えて下さいね!

※あとがき
バイク知識もないのに適当に書いてその筋の方すいません。
「バイク界では、雨の日ボコつくなんて言わない。だからお前の記事は終わってる!」という厳しいご意見もお待ちしています(笑)


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