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評価が来てしまった。

noteで研究について書いていたものの、あまりにも更新が滞っている間に、卒研の評価が来てしまった。

1月末あたりに、大学から、わたしの卒業研究が優秀作品に選ばれたと連絡があった。
もう、びっくりである。
ひとえに、指導してくださった先生の努力によるものだ。
それにしても、このnoteに書いていた内容が薄すぎて、こんなことでよく優秀作品に選ばれたものだと、恥ずかしい気持ちになり、そこからまったく筆が進まなかったというのもある。
書けば書くほど、恥ずかしくなり、泥沼にはまっていく予感がする・・・
ので、とりあえず内容についてはここで一度打ち切りにすることにした。
代わりに、卒業研究を通して得られたもの、自分自身の変化を書いてみようと思う。

まずは、今の自分に不足していると思ったこと。
瞑想の知識不足とともに、英語力が足りないということに気付いた。
気付いたというか、知っていたけど、今までは何もしていなかった。
英語が業務上必要ではないため、英語学習の動機付けがなかったことも原因のひとつだ。
だけど大学院に進学することを考え始めたのもあって、卒研提出後に英語の勉強を始めた。
どこから始めればいいのか分からなかったので、会社で補助が出るスタディサプリのTOEICコースに申し込んだ。
最初はまったく読めなかった文章だけど、文法知識を学んでいくと、徐々に分かるようになってきて、3ヶ月経つ頃にはTOEICの模試で150点くらいスコアが伸びた。
分かるようになると面白くなるもので、116日連続で英語を勉強出来ている。
そして、英語を勉強し始めてから、テレビを見る時間が減った。
元々テレビっ子ではないけど、在宅で仕事をするようになってから、暇な時間にテレビを見て過ごしていた。
その時間が英語学習の時間になったのだ。

1月からは、MBSR8週間コースに入った。
これは今週が8週目になる。
マインドフルネス瞑想では、今の瞬間に起きていることをあるがままに知覚し、価値判断せずにただ観察する。
この8週間プログラムを通して、多くの気づきを得ることが出来た。
これを受けてから研究を始めていたら、研究中のインストラクションが違うものになっていたかも知れないと思うけど、後の祭りだ。
今回の経験は、次の学びや研究に生かせばいい。
研究のインタビュー中に、参加者から報告されたことを、MBSR8週間を通してわたしも経験している気がする。
インタビューをしながら、「へえ、そうなんだ~」と思っていたことが、自分の体験として、腑に落ちる感じがしている。

また、研究を通して培われたものは、物事を見る目だと思う。
論文に書こうとすると、一般的に言われていることでも、その根拠を文献を使って明らかにしなければいけない。
わたしたちは毎日、様々な情報にさらされているけど、その情報は正しいのか、その根拠は何なのか、情報の目的は何か?などを考えるようになった。
マインドフルネスは価値判断をしないで観察する力を身につける練習だけど、研究にも同じような効果あるのではないかと思う。


さて、4月から、マインドフルネスを深く学ぶことになった。
大学院は、仕事との兼ね合いで、今のところは少し難しそうだ。
数年先、通える様になるまでは、今できることを粛々と進めていこうと思う。

思い返せば、たくさんの学びをしてきたけど、それらの学びがあったから、いま、マインドフルネスを勉強しようとしているわたしがいる。
勉強を始めたのは、2011年。
震災で生活がガタガタしているときに、よく大学入学を決めたもんだ。
当時のわたしは、家族内でのトラブルがあり、心の勉強をしたいと思って心理学を学び始めた。
そこから、植物療法をやったり、ヨガを学んだり、その時々でやりたいことを気分に任せて勉強してきたわけだけど、その行動はいまの私を喜ばせている。
そして、今のわたしが気の向くままに学びを深めることが、定年を迎える頃のわたしを喜ばせることになるのだろうと考えている。


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