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大学院の科目等履修生になる

 昨日、大学院に初登校しました。
 ふと思ったけど、大学に行くことって「登校」でいいんですかね。「登学」?ちょっと変な感じがしますね。

 昨日が前期の授業開始でした。私の大学院も桜が満開で、多くの若い学生さんが桜の木の下で集合写真を撮っていました。
 



 私は今年、科目等履修生で入学し、問題無く通うことが出来るかを試しています。

科目等履修生とは?

科目等履修生(かもくとう りしゅうせい)とは、各学校の定めるところにより、当該学校の学生生徒等以外の者で1または複数の授業科目を履修する者のことである。

Wikipedia

 一般の学生と同じ条件で授業に参加し、単位を取得することが出来る制度です。科目等履修生として取得した単位は、正科生として入学した後に取得済みの単位にすることが出来ます。

 私の研究科の必要単位数は30単位です。
 私は前期に1科目(2単位)後期に2科目(4単位)を取得予定で、本格入学した際には6単位取得済みになるから、24単位で済むということ。

 普通に2年で卒業を計画する人にとっては特にする必要は無いと思うけど、私のように仕事をしながら、長期履修制度(4年)を使って通学する人にはありがたい制度だなと思います。

 その分、お金は余計にかかるけど、単位が取り終わるか?についてハラハラしなくて済むというか。余裕が生まれる。

 大学院の授業は出席だけでなく、その準備が大変のようです。シラバスには「毎週115分程度の自宅学習が必要」って書いてあります。
 放送大学で授業を取っているときは、テキストを読んで、テレビかラジオで視聴するので90分と言う感じだったけど、1科目につき2時間弱の予習が必要だと、沢山の科目を申請することは出来ないから、ある程度余裕があった方が気が楽になる気がする。

どのくらいの費用がかかるの?

 かかる費用はこちらです。
・検定料(書類審査) 9,800円
・入学料        28,200円
・授業料(1単位)  14,800円
・保険料       1,340円
 私は、6単位取るので、128,140円となります。
 それなりの金額ですね。
 留年するよりは安いと思う感じかな。

科目等履修生をやる意義

 始まったばかりで、それをやった方がいいのか、必要無かったのかは判断できていないのですが、10代、20代の学生と一緒に学ぶことに対する慣れとか、どのくらいのペースなら通学が可能か、単位をどのように取得するかをシュミレーションするという意味でも、ちょうどいい試運転かな。

 それから、会社に対しても、意味があるような気もします。私は自分の有給休暇で大学院に通うのですけど、こいつを大学院に通わせる許可を出しても大丈夫か?を会社が判断するのにも役立つような気もします。


平日昼間の学生になって

 その時間に学校に行くというのが30年ぶりくらい。
 私が学生だった頃、何のために学校で勉強するのか、はすごく曖昧でした。特になりたいものとかが無かったから。
 
 今年50歳になるんだけど、学校に行って勉強するってことにすごくわくわくしています。
 これは、放送大学に入学したときも同じような感覚だったかも。
 放送大学は1人でコツコツすることを学び、自分でそれが出来るということが分かったことで自信になった。

 大学院はリアルでの学び。一緒に勉強する仲間がいるなかで、どんな成長をするのか、すごく楽しみだなあ。

 

 

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