kiki的植物思考

野山を駆け巡るアロマセラピスト・ハーバリスト。健やかな暮らしのための植物使いを日々探求…

kiki的植物思考

野山を駆け巡るアロマセラピスト・ハーバリスト。健やかな暮らしのための植物使いを日々探求。滋賀県長浜市を拠点に活動。自然と繋がるその先にある植物療法の実践を、個に寄り添い伝えている。atelier kiki主催。

最近の記事

小さな変化と、大きな歓び

kiki庭の素材と森の素材で作るスワッグ 毎年作って楽しんでいるが、これまでと大きく違うところが1点 リボンを使わなくなった! 麻紐で束ねたあと、つる籠作りで半端に余ったつるをグルグルと 飾りを兼ねて使いたいなぁと、このあと近くにつる採りに行く始末 このワクワクする感覚、知ってるぞ!と思い出してみる 庭でどうしようもなく増えるドクダミをチンキにして使う楽しみを覚えたときに似ている! ドクダミ茶は好んで飲まないけど、チャイに入れると好みだと知ったときのワクワクに似

    • アロマ・ハーブを学ぶのに、解剖生理学は必要か

      アロマ・ハーブを学んでいくと、成分を学んだり、はたまた東洋医学の視点やアーユルヴェーダの視点などを学んだり、皆さん様々な方向から深めていこうとされます。 見落とされやすかったり、必要なの?と言われたりするのが、解剖生理学。 アロマ・ハーブを体に役立たせたいと思うのであれば、体のことも知る必要があると私は思っています。 必須、ではないでしょうか。 双方を知らなければ、一方通行になってしまいます。 専門家がいるような分野ですから、難しい、わからない、という壁にぶち当たる

      • 精油の有効濃度と安全濃度

        アロマセラピーとは、精油を人体に投与していく技法です。経鼻、経皮、経肺、経口、といった投与ルートに加え、嗅覚刺激も起こります。 精油は雑貨として簡単に入手できるけど、生半可な知識で好き勝手に使えるものじゃないんです。実は。 色んな情報を検索してみると、使用するときの濃度についても様々ですよね。やけにたくさん使ってないか?(=濃度が高すぎじゃないか?)って、思う情報を見たこともあるんじゃないでしょうか。 ハチャメチャなものもあるので一様には言えませんが、ひとつ覚えておいて

        • アロマ・ハーブを学び始めるとき

          アロマを学びたい、ハーブを学びたい方へ。 あれも知りたい、これも知りたい、って、ワクワクしますよね。 頑張っていきなり色んな種類を学ぼうとしなくて大丈夫。まずはメジャー級を5種類でも十分。1種類でも十二分。 ひとつの植物と仲良くなることが、使いこなす近道だと思っています。 ひとつひとつと仲良くなっていくこと、そして、理論をしっかりと抑えること、これらを平行でやっていくのがオススメです。 目の前の1種類とじっくり向き合うことからはじめましょう。 1種類と聞くと少ない

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          ハーブが前面にでるけど、アロマセラピスト

          「野山を駆け巡るアロマセラピスト」と称しているけど、InstagramでもFacebookでも、精油が登場することがほとんどない。 精油について書くことはあるけど、精油いいよ!どんどん使っていきましょう!みたいなことは書かない。 よく書くのは、ハーブのこと。 私にとってアロマはとても大切なものなんだけど、だからこそ、安易に勧められない自分がいる。 雑貨として売られているため、誰でも気軽に購入することはできるが、使い方には注意が必要となる。 品質が良ければ何か特別なこ

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          想いを再確認する

          先日のこと。 アトリエに可愛い女性が2人訪ねてきてくれ、話をしました。 植物療法を探求しはじめるきっかけ、想い、 インタビューを受け、改めて確認することができました。 アロマ・ハーブは、折れてしまいそうなときに支えてくれる。 身を持って知っているからこそ、楽しく、安全に、そして目的に応じて暮らしに取り入れていくサポートがしたいのだと再確認できました。 まとめてくださった記事がこちら。 「アロマがあったから耐えられた」 野山を駆け巡るアロマセラピスト・ハーバリストの伊吹

          想いを再確認する

          冬の雪山に入ってみた

          冬山には何度か立ち入ったことはあったが、雪が積もっている状態ははじめて。 積雪量約40cm、はじめてのスノーシューではじめての雪山。 山に行くたび心配するのは、喘息。 息が上がると喘息の苦しさがでることがあり心配していたが、ハーハー言いながらも呼吸は心地良い。 いつもはたいして上げることのない足が悲鳴をあげた。 それでも、自然の中に身を置くことは、何とも心地良い。 冬の植物観察が大きな目的だったが、余裕はない往路。 復路はほぼ下り。 いくらか観察を楽しめた。

          冬の雪山に入ってみた

          なぜこんなにも植物を追えるのか

          なんの自慢にもならないが、私は飽きっぽい。 色んなことに興味が向くので、1つのことにあまり長くは留まらない。 そんな私が、かれこれ20年魅了され続けているのが植物の世界だ。 今日はタチバナについて学んできた。 植物としてのタチバナにももちろん興味があり、知らなかったことを知るのは楽しい。 お土産にいただいたタチバナをどう活用していこうかと考えるのも楽しい。 そして、植物を通して、歴史や暮らし、街並みなどが見えてくるのが、近頃はたまらなく楽しい。 植物を探究していて

          なぜこんなにも植物を追えるのか

          First note

          はじめまして! アロマセラピスト・ハーバリストとして活動する中での様々な想い 仕事をしている中での様々な想い 日々の様々な想いを、こちらで綴っていこうと思います 写真もたくさん載せていきたいなぁ・・・ 最初の1枚は、今年浸出の様子などを色々と研究していたセントジョーンズワート どうぞよろしくお願いいたします!