2022年8/7～8/19まで開催されている「原爆の絵画展」があと残り一週間となりました。

会期：2022年8/7(日)～8/19(金)　9:00～17:00（入場は16:00まで）
場所：広島国際会議場　地下2階ダリア
入場無料

広島国際会議場は広島平和記念資料館西側の建物です。
空いていますので平和記念公園にいらした折には是非ご来場ください。

原爆の絵は15年前より広島市立基町高校普通科創造表現コースの生徒が被爆体験証言者とともに制作して平和資料館に寄贈いる絵画です。
今回は今まで制作した182点の中から60点を展示しています。

証言と幾らかの写真、現存物現存風景だけから描き起こすのは大変難しいことだと思います。
どれもほぼ赤と黒の世界です。
原爆の爆発と投下後の一面の火事による炎と焦土に残った残骸と焼け爛れた身体、焼け焦げた身体と物体の色。

現在戦時中でテレビでも被害映像が流れていますのでもう見たくない気分かもしれませんが、
「目をそむけたいトラウマになりそうな絵を敢えて描いた」という作者のコメントがありましたが、私もできる限りそうあるべきだと思っています。
本当に戦争は惨たらしく地獄の様相です。
資料館の展示が少し以前よりマイルドになっていますのでこちらの展示も是非ご覧ください。