１０月７日

　前回の、山形市野草園の訪問後に、「いいな、アサギマダラ見たい。」と言い出したのは、うちの蝶好きの母です。

　山形市野草園で出会ったカメラを抱えたおじさまが、「山形の人は宮城に行きたがり、宮城の人は山形に来るんだよ〜。」と笑っていたので、もしかしたら仙台市野草園にも飛来しているのではと期待し、数日後、母と一緒に出かけることにしました。

　今回も仙台駅前のバス停から出発です。野草園前行きのバスは１時間に二本ほど運行しています。乗車時間は１７分ほどで、近い！
詳細はこちら→[仙台市営バス]

　仙台市街を抜けると、バスは住宅街の急坂を登っていきます。大年寺山の山頂にあるミヤテレタワーが頭上に見えれば、そこが終点、野草園前バス停です。下車１分ほどに野草館があり、館内にある階段を降りたところが入園券の販売窓口です。

　敷地は山の勾配を生かした計画となっているので、基本的にどこに行っても傾斜地です。昨年、大腿骨の手術をした母は平気なのだろうかと心配していましたが、日々のウォーキングで鍛えているのが功を奏してか、本人はどんどん進んでいき、「いた！！」と、早々に藤袴にいるアサギマダラを発見して喜んでいました。さすが、我が家の蝶博士。

　今回は、姉から譲ってもらった古いデジタル一眼レフを持参して、メモリーカードが足りなくなるくらい撮影してきました。全部で１０頭くらいでしょうか。ここにいるアサギマダラ達は撮影慣れしているようで、ちょっとのことでは動じないご様子。薬草区にある萩トンネルの木陰から身を潜めて撮影し、幻想的な世界を収めることができました。

すごいぞ、望遠レンズ！！
ありがとう！アサギマダラ。
でも、そろそろ南へ向かわないと、ここいらは朝晩冷え込むよ〜。

広大な自然環境を生かした、山形市野草園。
コンパクトながらも多種な植栽区で魅せる、仙台市野草園。
どちらも秋の行楽にピッタリで、おススメです。

お付き合いくださりありがとうございました✨