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2023/9/19 大学院試験 感想

昨日、大学院入試の本番を迎え、無事に試験を終えました。
あとは結果を待つのみです。
いかんせん、創設されたばかりで情報の少ない大学院でしたので、いろいろなところから情報を集め、臨みました。
おそらく一生に一度しかない機会なので、フレッシュなうちに感想と反省を書き残しておこうと思います。

【受験した大学院】

今回、受験しましたのは某大学大学院の保健医療学研究科になります。
受験経緯は、膝の術後のリハビリテーションに関して研究をしたいことがあり、その指導を受けるのにこれ以上ない先生がいらっしゃるからです。

入試内容は以下の通りでした。

①英語試験(英文要約・英作文:60分)
②面接試験(研究内容に関して:5~10分程度)

【事前準備】


とにかく受験にあたり情報が少なかったのでいろんな方面から対策を聞きました。物事は準備8割、本番2割だと思っているので、どれだけ準備できるかが重要なカギとなります。

〇試験問題
試験問題は過去問も出回っておらず、指導教官となる先生を訪問した際に話を伺いました。ひとまず、大学院事務所にいけば大抵の疑問は教えてもらえるということで、確認に向かいました。
「はい、これです」とさらっと渡されたのはA4用紙3枚程度の試験問題でした。意外とあっさりだしずいぶんシンプルな問題だという感想ではありましたが、本番は結構このシンプルな問題に苦戦をしました。

過去問の内容は、300単語程度の英文を日本語300字に要約する和訳問題と、「日本のことを海外の人にどう紹介しますか?」ということを100単語程度で述べる英作文問題2題でした。自分が受けた試験もほぼこの内容に沿っていました。なお、英和辞典・和英辞典を1冊ずつ持ちこみ可能ということで、ブックオフにすぐに買いに行きました。(辞典とか高校生以来・・・)

本番まで、この問題の対策をひたすら実施することになります。

〇英語試験対策
試験対策は、友人に英語教員がいたのでアドバイスをもらいました。
ポイントとしては

【英文和訳】
①英文は論文の抜粋のないようのため、数値やデータの実験情報、対立意見、結論や今後の課題などは必ず書くこと
②辞書持ち込み可なため、専門用語は容赦なく出ると想定しほぼ完ぺきな全訳が求められること
③日本語で医療系・公衆衛生系の事前知識をきちんと頭に入れておくこと

【英作文】
①英検2級のライティング模範解答などを見て書写し、使える表現はマネをする
②100語程度なら意見は2つに絞ること(3つ以上だと内容が薄っぺらくなる)
③序論・本論・結論の3段論法で必ず書く

さすが受験指導をしている先生のアドバイス、これを元にchatGPTをフル活用し、模擬試験を作ってもらったり、回答の整合性を確認することで試験対策を行いました。
↓ chat GPTでの試験対策画面(英文和訳を採点してくれます)

〇面接試験対策
面接試験対策に関しては、職場の大学院で研究経験のある同僚にアドバイスをもらってきました。
①大学教員は2年できちんと研究できるかということを一番気にしているため、研究内容と計画をおそらく聞かれるだろうということ
②就業をつづけながらだと、通学が可能かという現実的なところも想定されるということ
このアドバイスは本番でまさに役に立つことになりました。

〇本番の感想

上記の対策を2ヶ月程度みっちり行い、入試会場の近くのホテルでゆっくり休んだ後(前日夜9時半まで仕事でしたので回復に努めました)、体調万全で本番に臨みました。

〇英語試験
出された問題はほぼ過去問通り、対策も十分していたので時間配分には気を付けて回答していきました。和訳・英作文あわせて60分でしたが、回答を埋めたのが終了2分前でしたので結構危なかったです。正確に書こうとすると思ったよりもタイトな時間設定でした。
今回の英語試験を受けた感想としては、

①持ち込み可能だが、英単語を調べている時間で大幅ロス。とくに英作文は基本的な単語のスペルをミスらないように手で書く練習をしておかないと本番きつい‥

②英文を要約するのは、逆にパラグラフ捉えれれば細かいところ読解できなくても問題なかった。パラグラフリーディング大切。

③日本人は感性を得てきたを「make a sense」と書いてしまったのでそこは大幅減点・・・「正:The Japanese have developed a sense of sensitivity.」

一応TOEIC700点台後半は取ったことありますが、英語は継続して正確に学ぶことが重要だなと今回の試験で痛感しました・・・付け焼刃ではこの手の試験は無理です。

〇面接試験

面接は、大学院教員2名によるものでした。想定していたように「志望動機」「研究の内容」「研究に対しての予備知識」を問われました。
まだ計画を詰め切れていない部分もありますが、現時点での考えは問題なく伝えられたかと思います。
高校や大学の試験とは違い「成果を作る予備知識があり、準備が出来ているのか?」をすごく問われているように感じました。

まとめ

おそらく、一生で一度の大学院試験、周囲の方々や家族の協力もあり、十分準備をして臨むことが出来ました。合格率はあまり高くないため落ちる可能性ももちろんありますが、これで落ちたら進学はきっぱり諦めるつもりで臨みましたし、やる事はやり切ったと思います。
結果は一か月後、吉報を待ちながら、研究のための論文を読みためていきたいと考えています。

最後までご覧頂きありがとうございました。


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