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自分を振り返り耳の痛い話です。組織との付き合い方について#157

皆様、こんにちは。
佐伯です。

先日、いつも拝聴している街づくりの専門家:木下斉さんのWEBラジオ「木下斉の今日はズバリいいますよ!」の番組内で組織営業の重要性を解説した会がとても良かったので皆様と共有したいと思い記しました。

で中々、芯を食っていて我が身を振り返ると身につまされる内容でしたがとても参考になりました。

若かりし頃の自分を振り返ると木下さんが解説していた、組織の使い方、コミュニケーションの取り方など全然できていない事に今更ながら気付きました。

想いを持って入庁した市役所でも自分の意見ばかりで、他人の気持ちがあまり考慮していなかったことが反省点でした。
その結果として庁内で敵ばかり作り、体も壊して、退職になりましたが、今でも初心を曲げず、自分で事業を起こしても街づくりに関わっている点は自分を褒めてあげたいと思います。

と、自分の事はこの位に致しまして放送の中での気づきについて皆様と共有したいと思います。


①組織への貢献と個人の目的達成

組織に貢献することは、単に労働力を提供すること以上の意味を持ちます。
それは、知識、スキル、そして何よりも貴重な人的ネットワークという、見えざる資産を借りる機会です。
この交換は、個人が自己実現を目指す過程で非常に価値があります。
組織から学び、成長することで、私たちは自分自身の目的達成に近づくことができるのです。

私の失敗もそうですが「なぜこの組織に人生の貴重な時間を使って所属するのか?」という最も基本的な問い掛けが出来ていない方が多いかと思います。

結論としては「自己の目標達成のため」という事です。

実際に事業を自分で起こして痛感しますが、事業において大事な要因は、「ヒト、モノ、カネ、見えざる資産(カンバン、信頼、信用)」です。

独立ってのは聞こえはかっこいいですが、これらを自分で用意する必要があります。
これはとても大変なことです。
何より信用0から1にするのが本当に骨が折れました。
一方、組織に所属するということはこれらの要因を借りることができます。

若かりし頃の私にはこの考え方が無かったのでした。
労働力だけ提供し、対価が給与だけと思っていました。
大間違いでした、私はもっとその先にあるこれらの組織の資産を使い街づくりに携わっていけば良かったのです。

②組織の資産にどのようにコネクトするの?

組織は、そこを構成する個々の人々によって形作られています。
それぞれの行動や決定が組織全体に影響を与えるため、個人は組織内で重要な役割を果たすことができます。
組織を人格としてではなく、協力して目標を達成しようとする人々の集まりと捉えることで、自分自身の影響力をより明確に理解し、積極的に行動を起こすきっかけになるでしょう。

つまりコミュニケーションです。
特に役職の高い方、影響力のある方への営業が重要だったのです。
社内営業というとピンときませんが、要は一緒にご飯を食べ、相手の話を聞くことだったのです。

組織内でのコミュニケーションは、目標達成において重要な役割を担います。
効果的なコミュニケーションは、組織内に理解者と協力者を増やし、個人の目的達成のための下地作りになります。。
このため、コミュニケーションの技術を磨くことは、組織内での成功を確実なものにするために不可欠です。

はい、全くできていませんでした。
後悔はしていませんが反省しています。
こうやって我が身の失敗を晒し、俯瞰し、客観視することで同じ失敗をしないように戒めていますが、中々震えますね。

人間は自分の失敗を認めたくないものだと改めて感じます。
ですが、この検証を経ないと同じような事は必ず起き、再び失敗します。
しかも今回は自分が組織を作っている立場です。
破壊力は段違いです。
必ず、検証しフィードバックを今の事業に反映したいと思います。

③まとめ

組織と個人は、相互に利益をもたらすことができます。
組織は個人に成長と学習の機会を提供し、個人は組織に新たなアイデアやエネルギーをもたらします。
この相乗効果は、組織内でのポジティブな変化を促進し、個々人の目的達成に寄与するのです。

良い組織、良い個人とは互いに良好な関係を構築しそのツールとしてコミュニケーションが重要だと気付きました。

人間は社会的動物である以上、人と関わり、高め合うと言う基本的な事実を忘れずに日々の業務に真摯に取り組みたいと思います。

それでは皆様、ご機嫌よう。

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