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【食育の話】育てる楽しみ、学びの深さについて#192

皆様、おはようございます。
佐伯です。

ゴールデンウィークも折り返し地点にきましたが皆様は満喫していますか?
私は普段はできないことを息子と一緒に色々することができ満喫しています。

4歳になる息子が生き物に関心を持つことが多くなりました。
魚や昆虫、植物を触ってみたり観察してみたりと関心の赴くままに自由に遊んでいます。

子どもの遊びの中から学びを得る姿勢は本当に見習いたいといつも思います。

昨日、実施に息子と共に植物を育ててみることにしました。
ホームセンターに行き、向日葵の種を購入しました。
最初は種さえあれば花が咲くと息子は思っていましたが、ホームセンターに行き買い物をすることで土やプランターを揃えて花を咲かせるための環境を整える必要があると初めて学びました。

そして実際に植えることで、種の質感、土の感触、プランターに寄ってくる様々な生き物たちに驚きながらも興味深そうに観察していました。

大人も子供も体験することでの学びを深めることは同じだと気付きました。

私は食品に関する仕事をさせて頂いています。
その過程で様々な農作物や加工品に関わらせて頂いています。
私はなるべく農家さんの畑を訪れ作業させて貰ったり、今回のように自分で育ててみたりと一次情報を大事にしています。

なぜなら食品に関する情報は星の数ほどありますが、本当に重要な一次情報は自分で得ることで、食品に対する理解を深め、お客様へのご説明の際に説得力が付加できると考えているからです。

これは自分自身への食育教育だと考えています。
そして、これは応用の効くもので息子にも伝えていきたいと考えています。

今回は食育、育てることの大切さを通じて得ることができる事をまとめたいと思います。


①家庭菜園での学び

家庭菜園を始めることは、様々な植物の生育条件を学ぶ絶好の機会です。
たとえば、トマトは日当たりが良く、水はけの良い場所を好みますが、葉物野菜は少し日陰があっても大丈夫。これらの知識は、植物がどのように成長するかを理解する基礎となります。

また、子どもたちと一緒に種をまき、水やりをすることで、生命のサイクルや自然のリズムについて学びます。
子どもたちが植物が成長する過程を目の当たりにすることで、食べ物への感謝や環境への意識が育まれます。

大人も子どもとの時間を得ることができます。
親になってわかったことですが、子どもと共に時間を共有することで初めて親になれるという事です。
愛情に物差しはありませんが、共に過ごした時間は間違いなく大切な思い出になり私たちを親にさせてくれると思います。

②生物の多様性の観察

家庭菜園には、虫や鳥、そして時には小動物も訪れます。
例えば、ビオトープを設けることで、さまざまな昆虫が集まり、小さな地球を作ることができます。
子どもたちはこれらの生き物がどのように植物や他の生物と相互作用しているかを学びます。
雑草一つをとっても、それがどのような役割を果たしているのかを観察することができ、生態系全体の理解へとつながります。

能動的な学びは子ども達にとって「学ぶ喜び」を知るきっかけになると考えます。
実践的な学びは生きる力に変換され、彼らが大人になった時、力強く生きてくれると信じています。

③まとめ

家庭菜園は、ただ食材を育てる場所以上のものです。
それは、生きる知恵を学び、家族の絆を深める素晴らしい教育の場となり得ます。
何より、自分たちの手で育てた野菜や果物を収穫する喜びは格別です。
是非皆様もこのゴールデンウイークに普段はしない学びに挑戦してもらえると嬉しいです。

それでは皆様、ご機嫌よう。

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