アトピーを勉強する2「セラミド」「サイトカイシン」を追え!?

病気を治すには、その病気について知らなければならない。
しかし、多岐にわたるアトピーを理解するための情報源として「適切」なのはなんだろうか?

それは、「日本皮膚学会」が毎年だしている「アトピーガイドライン」である。

これは、まあ、えらーい先生型が「アトピーってこうだぜ」っていうものを定義づけているガイドラインである。検索するとPDF出てくるくら検索するんだ!ただ、治療法あたりは「反ステロイド」の人たちから反論があったりするから、そこはいったん置いておいて、「アトピーって何?」を中心に勉強していこうでないか(諸君!)

(1)皮膚の過敏

1)角層の異常 
角質というのは皮膚の一番表面の層である。
その層は「コレステロール」「遊離脂 肪酸」「セラミド」で構成されているが、我々アトピー人は「セラミド」が圧倒的に不足している。セラミドは皮膚の水分を保持するのに重要な要素なので、どうりでアトピー人は肌が乾燥しているわけである。(あー、そういうことだったのか)

2)表皮の異常
表皮は上から順に「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つの層に分かれていて、最下層である基底層から作られた表皮細胞が、どんどん上へと登っていき、最上層である角質層で角質細胞へと変化し、最終的にはアカとなって剥がれ落ちていく。
アトピー人はこの「皮膚の正常な生まれ変わり」が阻害されている(どうないせいっちゅうんじゃ?)

アトピーが「セラミド」が足りないせいで肌のバリア機能が弱く、ついでに新しい良い皮膚も生まれにくい状態らしいです。ああ溜息。

(2)炎症

次は炎症である。ガイドラインには
サイトカイン,化学伝達物質(ヒスタミンなど) を放出し炎症を惹起する
とある。ふうむ、それならばその二つの要素を除去すれば、いいのかしらん。

(3)かゆみ

さあ、またもや引用だ!
 「アトピー性皮膚炎皮膚病変部からサイトカイン・ケ モカイン(IL-31,IL-4,TSLPなど)や化学伝達物質 など痒みを引き起こす様々な物質(起痒物質)が放出 される.それらは神経に作用することで痒みを誘発し 搔破行動を引き起こす」
炎症だけでなく、かゆみも「サイトカイン」貴様のせいなのか!ぶっ殺す!

さらに引用を続けると
「その他,交感神経・副 交感神経緊張のバランス,精神および心因的要因,生 活リズムの悪化も瘙痒症の発症および悪化に関与す」
うーん、ちょっと要因多すぎやしませんかね?
まあ、つまり健康で健やかに生きていけってことなんだろうけど、それが難しいのがアトピーなんじゃい!

とりあえず、いったんここまで。
少しはアトピーのことがわかったか?
どうやら「セラミド」「サイトカイン」あたりが今後勉強する上でのキーワードになりそうだぞ!

それでは、また会おう、さらばだ!






アトピー歴35年の主夫です。 相互フォロー大歓迎! オンラインゲーム開発→教育アプリ開発→アトピーでドロップアウトして主夫! アトピーを勉強することで、生活をカイゼンして、いい結果を発信できればと思ってます。