描くことと見えない世界はつながっているのかもしれないと感じたこと
・真っ白な画用紙
アートって、自分の内面と結びついて、過去の体験だったり、見たり聞いたり覚えたりしたことが、混ざり合いながら新しい形で誕生するものだと思います。
だから、真っ白な画用紙を見つめて「さぁ、描こう」としても何も思い浮かんだりしない。自分の中にある理想や想像の世界を目に見える形にしたのがアートであって芸術の世界なのではないでしょうか。
・描いた世界
アート=芸術の歴史の中で、内面を描いた作品と目に見える形を再現しようと技術を追い求めたものと両方があります。
どちらも芸術家が求めた理想の形だから、やっぱりアートは内面にある世界であって、どこか見えないところと結びついて生まれたものなのです。
・内面の形
想像の世界は現実ではないけど、現実に起こりうるだろう予測を形にしているものなのかもしれません。
直感や虫の知らせ、第六感など……言い方は様々なあっても、何らかの方法で外側から情報をキャッチして、芸術家たちは形にして表現しているんだと思います。
・認識した二つの世界
絵もそうだし、言葉を生み出す人、物語を作る人、詩人や哲学者たちもまた、見えている世界は違っていて、視覚でとらえているものと、何か別のものも一緒に認識しているのかもしれませんね。
今、描こうとしている世界や伝えたいと思う言葉は、きっと今の自分への問いかけになっているようの気がします。
『私、早く! 気がついて!』て、言われているような……
気持ちを表現していくことは、内面の整理整頓でもあって、自分という存在を他者へと認識してもらう手段になっているのではないでしょうか。
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