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考えすぎ、深読みしすぎな自分

子どもの不登校がきっかけで、私たち親子はとてつもない孤立感を経験した。
その経験から、不登校の子どもや親の安心できる場所を作りたいと思ってはいたが、自分自身が不安定な状態であり中々実現できずにいた。

悪すぎた環境

子どもの不登校は、私と息子の居場所を失うきっかけとなった。

地域、知人、同居する両親、親戚、学校の先生ら私たちを取り巻く人達から
『おまえらはおかしい』
『普通じゃない』
『なんでできないの?』
『もう将来は決まったな』
『存在してほしくない』

といった、私たちがまるで悪人かのような言動をとられた。

本当に精神的に追い詰められたけど、負けてたまるか!!と意地になって、何とか日々を過ごしてきた。

もう自分で動くことしか選べない状況だったので、必死にネット検索。
話を聞いてくれそうなところは手当たりしだい当たって、足も運んだし、声にも出していった。

嫌な人とは距離を取り、にわかではない、確実な協力者を探した。

そうやって、自分で道を作り、進んでいった約5年。

適応障害になってから

私が適応障害と診断されたのは、息子の不登校が終わった2年後。

不登校という状況がなくなった時、次は自分自身のことをしっかり考えていかなきゃ、と思い始めてから知らず知らずのうちに自分の首を絞めていたらしい。

環境を変えるべく、思い切って引っ越しをした。
そこで、自分自身がものすごく生きるのが楽になった。
そうしたら、自分の生きる方向が何となく絞られてきた

その時に復活してきた、不登校の子どもや親の安心できる場所を作りたいという思い。

それをまず目標に掲げ、居住地で活動している不登校の子どもの居場所に見学に行ってみた。

そこから急に、自分の中で色んな事が動き始めた。

次々に現れる、出会いたかった人達や知りたかった情報

最初に言った先で、まず一人で親子の居場所を立ち上げた方に会った。
次に行った場所では、居場所に救われたという親御さんと、その居場所を立ち上げたかたからは、最初の一歩の始め方を教えてもらった。
また次に顔を出した場所では、自分の子どもが不登校確定だから、自らフリースクールを立ち上げたいと話す方。
さらに、この勉強をしておくと不登校や子育てに役立つという情報が知人とのやりとりの中ででてくるし、たまたま誘われ参加した飲み会にいた方が、今度フリースクールを立ち上げる人と会う予定だという。

これは、もう動けってことだよね?

そう思っていた矢先、急に不安に襲われる私。
そちらはこの記事に書いています↓↓

でも、生き抜きをして、子どもとおしゃべりをして、
そうしたら、また気持ちが落ち着いてきて、頭の中を整理し始める。

やりたいこと、それをやることへの恐怖

居場所は地元で作りたいと考えていて、理由としては大人の意識を変えたいから。
大人の視線や態度が、学校に行くことができる子どもにも伝播しているし、それらのことが原因で不登校の子どもや親を追い詰められることを体験済み。

最終目標が大人を変えたいで、まずとっかかりとしては、今現在苦しい状況にいる親子をサポートしたい。

ただ、そこを考えたときに、自分の体験が蘇り、めちゃくちゃ怖くなった

そして数日、その恐怖に支配された。

そこからまた、自分がやりたいのは何?って問いかけてみた。
不登校だけじゃなく、何だか孤独だな…と感じる人、孤立感がある人を対象でもいいのかもしれない、ともふと思ったり。

不安になる原因は?
需要があるか分からない。
だからそれ一本で食べていけるかもわからない。
かといって、地元に融通の利く仕事を探せるのかもわからない。
今までの経験上、かなり難しい。

そっか、お金が心配ってことか。
それに、先読みしすぎて、不安を大きくしている
まだ何も馴染めていないのに、考えすぎ!

これが、適応障害になった原因でもありそう。
色々深読みしすぎて、自分で不安を大きくしていたのかも。

今日はそこに気付けた。大きな前進だ!!


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