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どうしても納得できない出来事からの衝撃の気付き

ここ一か月は、感情の起伏が激しかった。

ドーンと落ちる、そして内面の思いに気付き、そのことで前向きになり少しずつ上がる、でもまた落ちる、、、。
無意識で外に合わせようとしている自分と、本音の自分が交互に顔を出すという感じ。

そんな心の揺らぎに翻弄され、気付けば一か月になっていた。

情緒不安定のなか、どうしても避けられない出来事があった。
でも、改めて振り返った時、気付いてしまった事実に衝撃が走った!

今日はそこを綴っていこうと思う。


納得できない出来事の正体とは…?

もうここで、たね明かしをしてしまうのだが、
納得できない出来事の正体、それは『過去の自分』

自分に自信がなくて必死に生きていた自分が、目の前に現れた!!
そう気づいたときに、ものすごい衝撃が走った。

『それって、どういうこと??』
ってなりますよね^^;
私におきた出来事を振り返りながら説明していきます。

私の身に起こったこと~環境~

まず初めに起こった出来事。
それはインフルエンザに罹患し、病休となったこと。
症状が落ち着いてきて、ようやくぐっすり眠れた翌朝、ハッとした。

『私、ようやくぐっすり眠れた…。』

新しい職場で働き始め、仕事と環境に慣れるのに必死だった私。
仕事のために、自宅を離れて職員寮に入った。
またインターナショナルスクールでの勤務だったので、英語の勉強のためにと英語コーチングも同時進行で始め、仕事以外は英語の勉強に明け暮れる日々。

業務は多岐に渡り、覚えることが多い。
校内や学生寮を行き来するため、歩数計は毎日1万歩以上を記録。
休憩もまともに取れない。
でも自分で決めた仕事だし、皆も同じ状況だから弱音なんて吐いていられない、と必死になっていた。

そして、英語も習得しないと生徒やスタッフとコミュニケーションが取れないことがあるため、毎日2時間は英語学習に取り組んでいた。

自宅で誰かと話す、連絡を取る暇もなく(というかあえてとらなかった方が正しいかも)とにかく目の前のことにストイックに取り組む毎日。

そんな中、インフルエンザに罹患してしまう。
最初は症状が重くものすごく苦しかった。
でも、そこから抜けてようやく眠れた。本当にぐっすりと。
その翌朝目が覚めた時、『よく眠ったな…』と思った次の瞬間に、

『そういえば、仕事を始めてからこんなに眠れたことはなかった。
寝ているつもりでも、いつも緊張が取れない状態だったし…。
私、ようやく、ぐっすりと眠れたんだ…。』

と気付いたのだ。

私の身に起こったこと~心~

その後から、今度は焦りや不安が私を襲った。
今の状態って、私にとって正解?
私が求めていた事?

まだ病休中で、頭が働いていないのかもしれない。
身体が健康じゃないから、頭も働かないのかも。

今まで思考を巡らせる余裕がなかったくらい、忙しかった私の頭の中は、
今度はぐるぐると思考ばかり巡ってしまうようになった。
そんな状態だったからか、当然眠れなくなり、食欲も正常ではなくなった。

病休明けからそのまま秋休みに入った。
インフルエンザの症状は落ち着いていたので、単発のバイトでもしようかと思っていたのだが、気力が湧かない。
食欲もわかない。なんだか気持ちが晴れない。

気付けば無気力状態に突入していた。

どんどん気持ちが落ち込む日々。
息苦しい感覚、食欲がないのに何かっ口に入れないと落ち着かない、
訳も分からず涙が出たりして、あ、これはまずいとなったが、
病院に行くほどの症状でもないよな…。なんて考えて悶々とし、
何とか気力を振り絞って前向きになろうと努力していた。

私の身に起こったこと~言葉~

そんな状態で、私は友人のセッションを受けた。
ライフコーチをしている友人が、数秘を用いたセッションを始めたようで、私の顔が浮かんだと連絡をくれたのだ。

そこで今の状況を説明した。
『とっても辛そう』と言われた。
私の中で抑えていた言葉だった。口にしたら、自分を保てなそうだったからだと思う。
セッションを進めていき、数秘からわかる自分の身におきてること、自分を苦しめる環境や今後意識するといいことなども知り、今の現状は自分の魅力を開花させることができないとわかった。

というのも、このセッションの数日前に、ストレングスコーチの方とお話をさせてもらっていて、その時もSF資質を元に考察すると今の環境は自分の強みが活かせていない環境で、何とか他の資質でカバーして無理をしながら目の前のことをこなしている状態』と言われていたのだ。

そして二人とも、『自分にあった環境に身を置けば、自然と強み(才能)が発揮され、成果に繋がる』『頑張ろうとするのは努力の方向性が違う、頑張らなくても自然とできることが自分らしさが出ている時』と言っていた。

分かっていたはずなのに、、、
忙しさと責任感の強さから心のゆとりがなくなり、自分を見失っていたんだな、と気付かせてもらった。

また友人がセッションの最後に、
『ここで無理をして頑張ることもいい。でもその無理がこの後どんな代償を残すか、そしてそれはどの位のものなのかは分からない。逃げるという言葉が正しいのかは分からないけど、少し無理してでも環境から離れる選択をしてもいい。誰にも迷惑はかからない。
と言われて、目が覚めた。

私の身に起こったこと~行動~

そこから私は、心療内科を受診し、診断書をもらった(この時に先生から言われた言葉、ここでは割愛するが、本音を見抜かれたようで実はグサッときた^^;)。
そして、派遣会社に状況を報告(事前に体調不良と仕事の継続について相談はしていた)。
その流れで、業務委託先との契約が終了の流れとなった。
妹に協力(←大事:一人で抱えない)してもらい、職員寮の撤退をした。
数日かけて部屋の片づけをして、環境をスッキリさせた。

少しずつ、心が軽くなっていく感覚があった。

そんな中、偶然目にした『森林セラピー』の参加者募集のチラシ。
ストレス値の計測もあるし、しかも参加費無料!
自宅から距離があったが、もともと自然やトレッキングが大好きな私。
体も心も重いけど、多少無理してでも参加する方が、私にとってはメリットがありそう…。
そんな思いから、ギリギリまで悩んだが参加することにした。

参加した結果、とっても良かった!!!
ストレス値激減!自分のリラクゼーション方法を確信した瞬間だった。

そして、過去の自分との遭遇

だいぶ、心が軽くなっていた状態で、一番の難関が待ち構えていた。
そこまで大ごとではないのだが、面倒と思うことがあった。

仕事開始とともに始めていた英語コーチングだが、体調を崩したときに退会を希望する旨を連絡していた。その面談だ。

退会の理由は、忙しい環境での両立ができない事が分かったし、取り組み方も今まで自分でやってきたやり方とさほど変わりがない内容で、コーチがいなくてもできると思ったからだ。

30日間全額返金保証制度があったので、それを理由に退会を伝えていたのだが、そこが順調に進まなかった。
・返金保証の理解に齟齬がある
・ラインでのやり取りでは上手く説明できないので、面談時に説明する
と言われており、しかも面談の予約は約一ヵ月後しか空いていないと。
私は、体調も不安定だったので、面談は厳しいからラインでのやり取りをしたいと伝えたが、返答なしで数日経過。

区切りを付けたかったので、予約を一番早くとれる日程で予約をすると「体調不良の中、面談の予約を入れていただきありがとうございます。よろしくお願いします」と即日返答がきた。

その面談は、15分もかからずに終わった。
面談開始からすぐに、「30分の枠なのでオーバーしないようにお願いしたい」と前置きされた。
ちなみに担当者は、会社の代表の方。
画面では資料を見ているのか、視線はほぼ私と合うことがなかった。
30日間全額返金保証の説明をされたが、私の場合インフルエンザで勉強をしていない期間があるので30日に満たないとのこと。
だから、返金はできても全額保証に値しない。
今回特別に休会措置もとれる、など淡々と語られた。

その様子を見ていて、この担当者の方は「自分は何も悪くない。全てあなたの責任。あなたが何を言ってきても、こちらの規則にのっとって対応しているので、受け入れることは不可能」と言いたいんだろうな、そう私の目には映った。

その会社の売りは、「お客様に合わせた柔軟な対応が可能で、納得できるまでしっかり寄り添うコーチング」のはずなのにな…。
と思いつつ、退会で進めてもらった。
返金は翌々月末になるらしい…。なぜ?(←会社の規則)

面談終了後、思考を巡らせていた。
少し前に『鏡の法則』という本の内容を把握していたこと、また自分の目の前におきる現象は、何か必ず意味がある(自分へのメッセージが隠れている)とある方に言われていたこともあり、どんな意味があるのかを考えていた。

『目を合わせないということは、話をしたくなかったよね』(反動形成)
『あの態度、自分の作った会社を否定されたくないのかな?』(否認)
『正当そうな理由を並べて、自分を守っているな』(合理化)
『最初から相手を受け入れるような姿勢じゃないし、それって相手に伝わるのもなんだな』(投影)
等々、何となく心理学用語(防衛機制の種類)と照らし合わせつつ、整理していたら、

『え、これって過去の私じゃん!!』

と気付いて、ぎょっとした!!

いつも自信がなく、他人の顔色ばかり伺って、自分の本音に蓋をしていた時の私の行動と重なったのだ。

そして、『そっか、今回の出来事は、過去の自分を客観視するためのワークだったんだ!成長したな、私!!』とモヤモヤがニヤニヤに塗り替えられた瞬間、肩の力が抜けた。

人生は”コント”

この言葉は、今セッションを受けている”大西りつ子さん”から教えてもらった言葉。
人生に起こる事、全てがコントで、『またこんなことしてる!ウケる!笑』
と思えるようになると、心配も不安もなく、毎日軽やかに生きれるし、日々の出来事が愛おしくなる。
そんな生き方、いいなぁと思う。

今回の出来事で、自分の心を縛り付けていたしがらみが、一つほぐれたのが分かった。

今後も遭遇していくであろう不本意な出来事をしっかりと受け止めて、しがらみをほどいていきたい。




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