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環境を変えたことによる、本当の意味での自分自身の変化

環境を変えることで、考えた方や行動が変わることはよく言われる事で、誰でも知っていて、経験がある方もたくさんいると思います。

実際、私も環境って本当に大事、と実感した出来事はたくさんありました。

そんな中でも、環境を変える時の自分の状態が、その後の自分にどう影響を与えるかが分かったので、まとめてみました。

環境を変える=現実逃避

ただ、私の場合、環境を変える=現実逃避だったのかな?と思うことが何度かありました。それは主に転職するとき。

これは、自身のなさにも関係しているのだとは思いますが、自分の本当の気持ちを他人に伝えたときに確実に反対されたり、批判されたり、馬鹿にされたりすることを避けたかったという本音が隠れています。

現実逃避が決して悪い訳ではないのですが、その癖がついてしまうと都合が悪くなった時に逃げればいっか、と思ってしまうようになってしまう。

そのような気持ちで動いたときは、その時は良くても、心が楽になっても、段々と同じ問題がまた浮上してきて、苦しんだり悩んだりしていたように思います。

自分自身と向き合うきっかけとなった診断名

今回、適応障害と診断されたとき、正直に言うと診断名に疑問がありました。

確かに、働く環境に対して違和感があり、その事が体調を崩した要因の1つではあるとは思っていたけど、本当は働く環境よりもまず、自分の心の中の本当の思い、自分らしく生きたいけどそれができていない自分を何年もやってきた事に対して、いい加減ケジメをつけたいのにできずにいる自分への戒めの気持ちと言うのでしょうか?

『適応障害』という言葉で、やっと自分と向き合うきっかけを掴めたように思いました。
長年の嘘の積み重ねが、自分自身の首を絞めていたと、やっと納得できたのです。今までわかっているようで、本当はきちんと自分自身と向き合うことができていなかったんだな、と気付かされたというか。

これはもちろん、体調が改善してきてからの話です。

自分のためになる環境の変化

今回、実家を出る決断をした一番の理由。
それは、ずっと子どもを演じている自分から解放されたかったから。

何となく感じてはいたものの、自分の中でいろいろと良い訳や理由を作っていたのかもしれません。

争うことが好きではないし、自分が我慢していれば、みたいなエゴに支配されていたのかも。

実家を離れたことで、ようやく自分の人生を生きている感覚になり、精神的ストレスがなくなりました。
そのおかげで、本当にやりたかったことがはっきりとしてきて、今はそれを実現させるべく色々なことに挑戦したり、行動しまくっています。
自分の人生を生きるって、こんなに自由で楽しいんだ、とやっとわかりました。

そして、他人に何か否定的なことや、私の行動にブレーキをかけるように言われることがあったとしても、今までの私だったら、『自分は自分、他人とは違うんだから』とか『わかってもらえないな』とか、何となく相手との距離を感じてしまい、もう一人でどうにかするからいい!!と極端な行動をとることも多かったです。

今は、私が相手の立場だったら、と一度立ち止まって客観的に考えることができるようになってきました。
そのおかげで、『そっか、だから私にそう言ってきたのかもしれないな、でも私はやっぱり自分の気持ちは変わらないからこのまま行こう』と思えるように。

環境の変化は、自分の本音で動いたときとそうではないときで、こんなにも違うのか、と実感しています。




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