見出し画像

知ってる人は知っていて、知らない人は知らないということ

年末に高校時代の部活の集まりがあった。     

 中には卒業以来、20年ぶりに会う友達も。           それぞれの近況報告を聞いていたら、20人足らずの中に、障害のある子どもの支援を仕事にしている人が私の他に2人いた。割合にすると1割以上。かなりの割合で驚いたし、仲間を見つけた感じがして嬉しかった。

一方で、それ以外の友達や後輩たちと、今何してるの、と仕事の話をして、私の仕事の中身を話しても、全くピンと来ないようだった。当たり前だけど、知ってる人はよく知ってるし、知らない人は知らないんだ。よく考えたら私だって、夫の仕事の中身すらよくわからない。そんなものだ。

知ってほしい、だけでは相手の立場に立ってない

仕事でも、個人的な関係でも、自分のやっていること、自分のことを知ってほしいと思うのはみんな同じだろう。そしてつい、なんでわかってくれないの、になってしまう。

でも、相手の立場になってみると、ほとんど場合、知りたくない、理解したくないんじゃなくて、知らないだけなんだと思う。


つまり、知ってほしいなら、知ってもらえるような伝え方をしなきゃいけないということなんだよね。相手の状況に合わせて、わかるように伝えないと知ってもらうことはできない。

伝えるって、難しい

若い頃は、一生懸命さと視野の狭さが同居していて、目の前の相手だけに伝えることでいっぱいだったし、その距離感と熱量で伝わったと満足していた。


だんだん、目の前の相手だけじゃない、さらにそのまわりにいる人たち、もっともっとまわりの人たち、全然知らない人たちにも伝える必要性がわかってきたけれど、伝える力が足りないことに気がついた。

今、私はそれでもがいてる。

前回、親子通園のことを熱く書いてしまったけれど、あれは自己満足でしかなかった。自分の考えを直線的にぶつけるだけでは、伝わらない。

書くことと話すことはイコールではないけれど、書くことは伝える力をつける練習にはなるだろう。

伝えるって、難しい。
でも、伝えたいから。
また、書こうと思う。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?