見出し画像

[地方にも戦略を vol.0]地方にブランディング戦略のススメ①

2020.12

この記事は、地方企業が明日の経営に活かせる戦略の話を目指してます。

私は現在、地方に住んでいます。以前は、大阪に10年間ほど住んでいました。都会(私の住んでいる地域からしたら大阪は大都会です。)は、楽しい場所も美味しい食べ物も刺激的な経験もでき、今でも無性に行きたくなります。しかし住むとなると、ほどほどに楽しい場所があり、ほどほどに美味しい食べ物があり、刺激はあまりない地方にズブズブなのです。このユルさが大好きなのです。

ただ、言わずもがなですが、地方はそのユルさが強みでもあり、大きな弱みでもあります。グローバル化を始め、多くの問題がある昨今においては、決定的な弱みになりかねないと危惧してます。

私は、この地方のユルさを失いたくないのです。100年後の地方のユルさを守りたいのです。
そこで、大変僭越ですが、地方でも使える"戦略"的なことを書き記していければと思い、キーボードを取りました。


なぜ地方企業にブランディング戦略を進めるのか

今回は、そもそもなぜ地方に"戦略"が必要なのか。です。

[グローバル化や過疎化による競合の脅威]

これまで、地方は比較的閉ざされた環境にあり、そのエリアの中で守られてきました。しかし、グローバル化により、世界規模だけでなく日本国内での地域の垣根も低くなりました。これは、これまで顕在化していた過疎化や少子高齢化と言った問題だけでなく、都市企業の「便利さ」が流入してくることで、地方企業にはますます苦しい状況となることが予想されます。

また、事業承継に特化したM&A(企業合併・買収)紹介サイトも増え、これまで強い競合ではなかった、同エリアの同業者が戦略的に経営を行える強い競合相手になる可能性もあります。実際、平成25年度に50件程度であった事業承継成約件数が平成30年には約2700件あり、そのうち、約70%は第三者への事業承継だそうです。当然、その中には戦略的なマーケターも含まれていると考えられます。

一番の問題は、都市の企業やマーケターの間で、ブランディングが必要か不要かと言う議論すらされないと言う事実です。理解の大小あれど、誰もがブランディングは自分ゴトであり、意識するべきことなのです。


今後は、具体的にブランディングとはなんなのか?やマインドセットについての知識などを記載していこうと思ってます。

以上です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?